『NTT 2030年世界戦略～「IOWN」で挑むゲームチェンジ』

「IOWN（アイオン）」と名付けた新しい「光電融合技術」やデジタルツイン・コンピューティング技術により、電力消費の小さい次世代の光情報通信基盤を世界に先駆けて構築しようという試みなどをまとめたもので、NTT持株会社の澤田純社長をはじめ、NTTの主要事業会社の経営トップ全員に取材いたしました。

 「GAFA」など米国の大手IT企業がリードする世界の情報通信市場にゲームチェンジを起こそうというのがIOWN構想の目的で、日本の情報通信産業の国際競争力を高めることも目指しています。NECや富士通、三菱商事、トヨタ自動車との提携など、最近のNTTの動きには米国のインテルなど海外のメーカーや通信事業者も強い関心を寄せており、日本の技術が再び世界で注目されるきっかけになろうとしています。

コロナ禍を機に世界は急速にリモート型社会に移行しており、IOWNはそれを支える重要なインフラ技術になる可能性を秘めているといえるでしょう。ぜひ、ご一読いただければ幸いです。

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