映像配信サービスAWARD2013 実施と審査結果のお知らせ

2013年03月13日

■最優秀賞は3年連続でNTTぷららの「ひかりTV」。総合格付け「AAA」獲得
■前年と比べ各サービスで総合点が上昇。注目度とともに業界全体のサービス向上が進展
■新設の有識者特別賞はモバイルキャリア3社等が展開する「スティック型STB」

■NTTぷらら「ひかりTV」が総合ランクAAAで第1位

 MM総研(東京都港区、所長 中島 洋)は、「映像配信サービスAWARD2013」 (有識者会議)の最終審査を終え、最優秀賞を決定しましたのでお知らせ致します。本AWARDは、注目が高まる映像配信サービスの市場発展を促すきっかけとなることを目的に、MM総研が2011年に設けた表彰制度で今回が第3回目となります。

 本AWARDでは、コンシューマ向けに多チャンネル放送やVOD(ビデオ・オンデマンド)サービスの提供を行っている主要な10事業者(詳細は後述)を対象に評価調査を実施しました。そして「先進性」、「市場性」、「コアバリュー」、「顧客志向性(サービス)」、「顧客志向性(機能)」、「顧客満足度」の6分野について36項目にわたる詳細項目について重要度を加味し、ポイント化して評価しました。「顧客満足度」については各サービス利用者200名ずつを対象にアンケート調査を実施しています。
 最終的にこれらのサービスの中から有識者会議による審査を行い、総合的に最も評価の高いサービスを「映像配信サービスAWARD2013最優秀賞」として表彰します。

 また今回新たに設けられた「有識者特別賞」ではKDDI、ソフトバンクモバイル、NTTドコモ等が展開する「スティック型STB」が受賞しました。
 結果概要は以下の通りです。

 今回、NTTぷららの提供する「ひかりTV」が、最高基準の総合評価AAAを獲得し、第1位となりました。ひかりTVは評価対象の6項目のうち、先進性、市場性、コアバリュー、顧客指向性(サービス)、顧客志向性(機能)の5項目で最も高い評価となり、総合評価スコアで88.2点(100点満点中)を獲得しました。
第2位はHuluの提供する「Hulu」で、先進性と顧客満足度において高い評価を獲得して総合評価77.1点を獲得し、第3位にはジュピターテレコムの提供する「J:COM TV」が、76.5点を獲得しました。

 「映像配信サービスAWARD2013」では、独自のコンテンツを積極的に展開するサービスや、多くの機器と連動して、いつでもどこでも快適にコンテンツを視聴できるサービスが上位を占める結果となりました。またそれぞれのサービスのスコアは、前年のAWARDに比べると平均で約5点上昇し、注目度とともに業界全体のサービス向上が進展していると評価できます。

 また今回のAWARDにおいて、最優秀賞に加えて「有識者特別賞」を設けました。この有識者特別賞は映像配信サービス市場の拡大や発展に貢献する企業/サービスを表彰するものです。
 「映像配信サービスAWARD2013」の有識者特別賞には、KDDI、ソフトバンクモバイル、NTTドコモ等が展開する「スティック型STB」が選出されました。テレビのHDMI端子に差し込んで使用でき、スマートフォンやタブレット端末で途中まで見ていたコンテンツを、テレビの大画面やスピーカーを使って続きから楽しむことができます。利用するデバイスをスマートに切り替えることができ、まさに時代の潮流に乗ったサービスになります。

※対象10事業者およびサービスは以下の通り
アクトビラ「アクトビラ」、NTTぷらら「ひかりTV」、mmbi「NOTTV」、ケイ・オプティコム「eo光テレビ」、KDDI「auひかり ビデオ・チャンネル」、ジャパンケーブルネット「JCNテレビ」、ジュピターテレコム「J:COM TV」、スカパーJSAT「スカパー!」、Hulu「Hulu」、U-NEXT「U-NEXT」


MM総研について
株式会社MM総研は、ICT分野専門の市場調査コンサルティング会社です。日本におけるデジタル産業の健全な発展と市場拡大を支援することを目的として1996年に設立し、四半世紀にわたって経験と実績を重ねてきました。ICT市場の現状と先行きを的確に把握する調査データに加えて、新製品・新サービスを開発するためのコンサルティングサービスも提供しています。

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