16年度には2,400億に拡大 スマートフォン/タブレットの周辺機器市場調査(2012年 11月号 No.197)

【特集1】13年度には2,000億円規模に成長、機能進化で更なる市場拡大に期待― スマートフォン/タブレット端末の周辺商材市場の動向

スマートフォン市場の拡大に伴い、ファッションや機能性拡張を目的としたアクセサリ/周辺機器市場が活性化している。特に、スマートフォン向けのカバーやシートなどのアクセサリ類、モバイルバッテリー、SDカードなど周辺機器の需要が急激に高まっている。今後もスマートフォンやタブレット端末の市場拡大の中で、新たな周辺商材の登場も期待される。スマートフォン/タブレット端末の周辺商材市場の動向を、MM総研が独自に行ったユーザー調査の結果分析と、商材の作り手であるアクセサリ/周辺機器メーカー、店頭でお客に販売する量販店や携帯電話販売代理店の動きを中心に追った。
(パーソナル・ネットワーク研究グループ/池澤忠能、篠崎忠征、河野安彦、角 泰範、新志有裕)

【特集2】購入意向は41.4%と高い数字を記録― iPhone5購入意向に関する実態調査

MM総研は9月12日(米国時間)に発表された、iPhone5の購入意向に関する実態調査結果をまとめた。調査方法はWEBアンケートで回答対象者はスマートフォン利用者1,005人(NTTドコモ:以下ドコモ335人/ au335人/ソフトバンクモバイル:以下ソフトバンク335人)、フィーチャーフォン利用者1,005人(ドコモ335人/ au335人/ソフトバンク335人)の計2,010人とした。なお、調査期間はauおよびソフトバンクがiPhone5の本体価格、料金プラン、キャンペーン等およびLTEの一次情報を発表した後の9月14日(金)~ 9月18日(火)となる。
(パーソナル・ネットワーク研究グループ/篠崎忠征)

【トレンド1】デスクトップ仮想化動きだす― デスクトップ仮想化②一般事業会社編

セキュリティ、BCP(事業継続性)、集中運用による効率化など効果が期待されてきたデスクトップ仮想化だが、これまでの導入事例は金融、教育、自治体の「3業種」に偏ってきた面も否定できない。いずれも情報流出に敏感な組織だけに、「万全のセキュリティ確保」を御旗にデスクトップ仮想化の投資に踏み切ったといえそうだ。一般の事業会社の間では投資効果を見極めようとして慎重な姿勢も目立っていたが、ようやく導入機運が高まってきた。
(主幹研究員兼M&D Report 編集長/高野 始)

【トレンド2】<クラウドベンダーの動向②>「cloudage」をもう一歩進化、SIerとしての強みを生かしたクラウド提供― 伊藤忠テクノソリューションズのクラウドの取り組み

10年10月、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)はクラウドビジネスに関するブランド「cloudage」(クラウデージ)を立ち上げた。それから2 年が経過し、更なる進化を図るべくクラウドへの取り組み強化を行っている。12年11月15日には全社イベント「CTCクラウドDay 2012」((http://www.event-info.com/cloudday2012/))を開催、CTCの考えるクラウドや、新サービスについて明かされるという。本稿では一足早くその取り組みについて取上げる。
(ネットワーク・ソリューション研究グループ/山口泰裕)

【トレンド3】広がりつつある法人向けスマートデバイスソリューション― ジェナと野村総合研究所の取り組み

スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスの企業内利用が進む中、法人向けのソリューションも拡充してきている。本稿では、スマートデバイス向けのアプリ開発やシステム構築を手掛ける2社について紹介する。
(パーソナル・ネットワーク研究グループ/望月雄太)

【トレンド4】シニアのデジタルデバイス活用で存在感増す― パソコン教室、新潮流

90年代後半から00年代前半にかけて、パソコンやインターネットの普及と共に成長してきたパソコン教室市場。その後、パソコンのコモディティ化と共に一旦は踊り場を迎えたが、ここにきて再び存在感を増している。シニアのデジタル機器活用を支えているのだ。ここでは、特にシニア層への取り組みに力を入れるパソコン教室2社(紹介は50音順、敬称略)に、シニア層のデジタル活用状況や取り組みについて取材し、デジタル活用実態に迫った。
(パーソナル・ネットワーク研究グループ/中村成希)

【トレンド5】<イベントレポート>「スマートフォン」「ソーシャル」巡り対応分かれるゲームソフトメーカー― 東京ゲームショウ2012レポート

日本最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2012」が9月20日~ 23日まで幕張メッセで開催され、史上最高の22万3,753人の入場者数を記録するなど盛況を博した。今年のゲームショウでは、ソーシャルゲームパブリッシャーの出展が昨年よりさらに増える一方、これまで家庭用ゲーム機中心の構成だった大手ゲームソフトメーカーの一部がスマートフォン対応のゲームやソーシャルゲームを前面に打ち出すようになるなど、各所に「異変」が見られるゲームショウとなった。
(パーソナル・ネットワーク研究グループ/鈴木孝幸)

【MM総研大賞2012受賞記念対談】外気冷却により消費電力を大幅に削減― <グリーンIT賞>株式会社インターネットイニシアティブ

「MM 総研大賞2012」グリーンIT 賞を受賞したインターネットイニシアティブ(IIJ)の「松江データセンターパーク」。コンテナ型を採用したことで必要な機能を短期間で構築でき初期投資コストを抑制できるほか、商用としては国内初となる外気冷却対応空調モジュールにより大幅な省電力を実現している。収容できるコンテナ数は24 個だが、年度内には全て埋まるほどの勢いだという。松江データセンターパークの特徴やデータセンター事業戦略について山井美和執行役員に聞いた。
(聞き手:MM総研所長 中島 洋)

【MM総研大賞2012受賞記念対談】ICT活用の分散電源の仕組みを通じて総合エネルギー会社をめざす― <話題賞>東京ガス株式会社

「なぜ東京ガスが?」。今回、話題賞を受賞した東京ガスの菱沼祐一室長は驚いた。しかし、スマートエネルギーネットワーク(スマエネ)の中核技術である制御技術にはICTが深く関わっている。スマート社会のインフラ部分を担う東京ガスでは、スマートなICT社会の将来をどのように見ているのか。スマエネの仕組みと将来の方向性について菱沼室長に聞いた。
(聞き手:MM総研所長 中島 洋)

【海外ベンダーの財務分析vol.2】サービス事業への転換に苦しむHP、合弁効果で収益堅調なレノボ― パソコンシェア逆転の見取り図見えた最新決算

グローバルにパソコン事業を展開する主要IT ベンダー2社の最新四半期決算が相次いで発表された。米ヒューレット・パッカード(HP)は、買収したIT サービス会社の「のれん代」を減損処理したことで四半期ベースでは過去最大の最終赤字を計上した。一方、中国のレノボはNEC との合弁効果で堅調に収益を拡大し、前年同期よりも2ケタの増収増益を確保、パソコン世界シェアについてもレノボはトップのHP を逆転する射程内に置いた模様だ。シリーズvol.2では、世界のパソコン市場でそれぞれ1位と2位のシェアを誇り、現在も激しいシェア争いを繰り広げているHP とレノボの財務状況を報告する。
(パーソナル・ネットワーク研究グループ/岩本恵太)

【経営】<イベントレポート>世界を変えるべくチャレンジを続けるSamurai ベンチャーが集結― 第6回Samurai Venture Summit

9 月22 日(土)に、株式会社サムライインキュベート(本社:東京都品川区、榊原健太郎社長)が主催する日本のベンチャー企業が集まる最大のイベント「Samurai Venture Summit」(SVS)が品川の日本マイクロソフト本社において開催された。ソニーやシャープなどのかつて世界最先端を走っていた大企業が苦戦する一方、スタートアップのベンチャー企業の動向に熱い視線が集まっている。今回は過去最大の来場者数となる741名を記録したSVSの模様をレポートする。
(ネットワーク・ソリューション研究グループ/山口泰裕)

【IT業界の深層流】緊急の課題―地域IXの復活

 

【IT道標】サービス事業でビジネスモデルの変革をめざすNTTドコモ

 

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