法人ユーザーの携帯電話の導入配布状況・ニーズに関する調査(2010 年度)(2010年 11月号 No.173)

【特集】通信料金の低価格化と個人情報保護対策が法人携帯の導入を加速― ― 法人ユーザーの携帯電話の導入配布状況・ニーズに関する調査(2010 年度)

MM総研は、インターネットアンケート・サービス「goo リサーチ」の会員モニターを使い、従業員数100 人以上の大手・中堅企業及び学校・医療福祉法人の総務部門612 社(1 社1 回答)を対象とした「法人ユーザーの携帯電話の導入配布状況・ニーズに関する調査 (2010 年度版)」を実施、結果をまとめた。また、比較用として従業員数10 人以上100 人未満の中小企業200 社も調査し、合計で812 社の結果を分析した。

【データ】携帯電話の故障・修理実態調査― 故障対応サービスの利用増加も買い替えサイクル長期化の一因

MM 総研は携帯電話・PHS ユーザーに対するWebアンケートを実施(国内最大級のインターネットアンケートサービスを運営する「クロス・マーケティング」のモニターを活用:サンプル数: 22,182 人)。携帯電話端末の故障・修理実態をまとめた。

【トレンド1】効果検証できるアウトドア・メディアとしての価値を最大化― NEC のデジタルサイネージ事業の動向

クラウド時代の到来を象徴する「デジタルサイネージ(電子看板)市場」が本格的な普及の兆しを見せている。業界団体のデジタルサイネージコンソーシアム(DSC)によれば、2008 年に約650 億円であった市場規模は、2015 年には約1 兆円規模にまで拡大する可能性もあるという。この成長市場を狙ってすでに多くの事業者が参入しているが、本稿では早くからデジタルサイネージ市場に取り組み、業界のリーディングプレイヤーの一角でもあるNEC の事業動向を追った。

【トレンド2】電気自動車インフラなど大規模な事例を手がける― KDDI・日立製作所の環境取組み事例(「CEATEC JAPAN 2010」より)

幕張メッセで催された最新のIT ・エレクトロニクスが集う展示会「CEATEC JAPAN 2010」。新型スマートフォンなどが注目を集めていたが、環境に関連する取組みも「スマートグリッド」などのキーワードで専門のコーナーを設けるなど盛り上がりを見せていた。ここでは、通信キャリアとして特徴的な展示を行っていたKDDI、社会インフラ事業で実績を持つ日立製作所のグリーンIT に関する取組みをレポートする。

【トレンド3】話題の3D ・電子書籍から携帯電話の新形態まで、 最新の技術が集結― IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2010」

IT ・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN2010」が10 月5 日から10 月9 日まで幕張メッセで開催された。前年を上回る国内外の616 の企業・団体が出展。現在業界内で脚光を浴びている3 D、スマートフォン、タブレット端末、省エネ技術が会場でも注目を集めていた。本稿ではその中からいくつかの商品・サービスをピックアップしてレポートする。

【トレンド4】今後はクラウド型サービスの伸びに期待― さくらインターネット株式会社

さくらインターネットは、1996 年の設立以降、インターネットの本格的な普及とともに事業規模を着実に拡大し、現在ではレンタルサーバ事業者最大手の一角としての地位を確立している。自社運営のデータセンター(以下、DC)数は現在5 つで、更に北海道の石狩にはクラウドに特化した新たなDC も建設中と、引き続き好調に事業を展開する同社。今回は現在のレンタルサーバ市場の現状、今後の戦略などについて、舘野正明副社長に話を聞いた。

【トレンド5】将来を見据えたユニファイド・コミュニケーション提案に注力― 富士通の企業ネットワーク戦略

企業ネットワークは音声中心の時代から、音声を含め、データや映像との統合の流れが加速している。この様々なコミュニケーション手段をIP ネットワーク上で統合するユニファイド・コミュニケーション(以下UC)領域において09年4 月にシスコシステムズ社と戦略提携を行った富士通。企業ネットワークの将来を見据えたUC 提案に注力している同社の取組みについて取り上げる。

【対談】次世代型ビジネスプラットフォームで業務の変革を推進― クラウド対応の“柔らかい”国産ビジネスプラットフォーム 株式会社NTT データビズインテグラル 中山義人代表取締役社長

NTT データビズインテグラルは、09 年5 月に次世代ビジネスプラットフォーム「Biz ∫(ビズインテグラル)」の開発・販売のために設立されたNTT データの子会社。SOA とBPM を基盤としたWeb 型プラットフォームとして、NTT データシステムズのERP「SCAW」とNTT データイントラマートのWeb プラットフォーム「intra-mart」を核にSaaS やクラウドに対応する業務パッケージを取り揃える。NTT データグループ内での開発製品だけでなく、国内有力パッケージベンダーとのアライアンスを積極的に組み、製品群を拡げている。今回は、同社の中山義人代表取締役社長に「Biz ∫」のコンセプトや現況、今後の展開などについて話を聞いた。

【経営1】究極の平準化生産を実現、性能世界一をめざす― 富士通が次世代スパコン「京」の出荷を開始

富士通は、2010 年9 月28 日に「次世代スーパーコンピュータ『京』」の出荷を開始した。文部科学省が推進する「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラの構築」計画のもと、独立行政法人理化学研究所と共同で開発・製造していたものである。本稿では、富士通のスーパーコンピュータ(以下、スパコン)への取組みについてレポートする。

【経営2】高いCS を維持しながら、保守サービスを効率化― 日立電子サービス株式会社

昨今、PC サーバ/ PC /ストレージ等のIT 製品では、低価格化に加え、製品ライフサイクルの短期化が定着し、PC サーバ以下を中心に保守契約率が低下している。一方で、保守・修理ビジネスにおいては、保守部品の持ち方や部品在庫の適正化、輸送コストの低減、部品が製造中止になる際の対応方法の厳格化など、より厳格な対応が求められている。こうした環境変化の中、日立グループの統合サポートサービス&ソリューション事業を行う日立電子サービスの取組みを紹介する。

【経営3】研究開発から生まれた派生技術により潜在ニーズが顕在化― 歌声合成ソフトの最新動向

2008 年のMM 総研大賞において「初音ミク」でクリプトン・フューチャー・メディアが話題賞を受賞した。この初音ミクで使われているヤマハ株式会社(以下、ヤマハ)の歌声合成ソフト「VOCALOID」が進化し、より表情豊かな「しゃべり」ができるソフト「VOCALOID-flex」として本年2 月に発表された。本稿ではVOCALOID の目標である、究極の楽器「人間の声」により近づけるべく長期的な視野で最先端の研究開発を続けるヤマハの歌声合成ソフトについてレポートする。

【経営4】Market 診断 始まるテレビとインターネットの融合― Google TV の新たな可能性

ソニーは10 月12 日、世界初となるGoogle TV プラットフォームを採用した新製品「Sony Internet TV」を米国で発売すると発表し、市場を賑わせた。いよいよテレビとインターネットの本格的な融合が始まり、ケーブルテレビ事業者や衛星テレビ事業者など既存テレビ・サービス事業者のポジションが揺れる。Google TV の新製品と今後のテレビ・サービスの動向をレポートする。

【経営5】Market 診断 秋のスマートフォン競争― IS03 とGALAXY

KDDI は10 月4 日、米グーグルの携帯電話向けOS「Android」を搭載したスマートフォン「IS03」を11 月下旬に発売すると発表した。その翌日の5 日、NTT ドコモは韓国サムスン電子と共同で発表会を開き、スマートフォン「GALAXY S」の10 月下旬の発売を発表した。この連日の発表は国内スマートフォン市場におけるiPhone の独走に、ストップをかけたいとする両社の意向が伺える。本稿では両社が今秋に発売を予定している「IS03」と「GALAXY S」の特徴を比較しながら、今後のスマートフォンの利用動向について考察してみたい。

【経営6】電子化権の活用と収益構造の再構築を元に電子書籍化の潮流に対応― 電子書籍を巡る各業界の動向Part2:出版業界の動向

172 号の「Market 診断」において電子書籍配信サービスのキーマンである大日本印刷株式会社の電子書籍配信サービスを取り上げた。今回は電子書籍を巡る各業界の取組みPart 2 として、コンテンツを握る出版業界に焦点をあて、キーマンの1 つである株式会社新潮社の電子書籍への取組みについてレポートする。

【データ2】トピックス― 10月の携帯電話店頭情報/夏モデル、スマートフォンが人気 10月のパソコン店頭情報/注目が集まるAndroid 搭載タブレット

 

【IT道標】クラウド事業推進と新市場創出

 

【IT 業界の深層流】クラウドとデジタルサイネージの爆発

 

MM Report購入のご案内

MM Reportは年間購読制となっており、書店ではお求めになれません。年間購読(年間購読料9万6000円(税別))を希望される方は、「購読申し込みフォーム」よりお申し込みいただくか、購読申し込み書に必要事項記載の上、FAXでお申し込みください。
お申し込みに際してのご質問などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

Webでのお申し込み

Webからのお申し込みは以下の購読申し込みフォームにて受け付けております。

電話をかける購読申し込みフォーム

TEL 03-5777-0161

受付時間 9:00~18:00
(土・日・祝日定休、年末年始休業)

FAXでのお申し込み

購読申し込み書をプリントアウトし、必要事項をご記入の上、下記FAX番号宛にお送りください。

購読申し込み書の
ダウンロード(PDF)

FAX 03-5777-0163

お問い合わせに際し、電話・お問い合わせフォームでのご連絡及びFAXの 弊社への送信により、お客様よりお預かりいたします個人情報(お名前、電話番号、メール等の連絡先)に関しましては、お問い合わせいただいた当該案件に関するご連絡・ご説明に関してのみ利用させていただき、第三者への提供は行いません。

当社がお客様の個人情報を利用するにあたり第三者に委託する場合があります。委託先へは個人情報を厳重に管理することを義務付け、監督します。

個人情報を提供いただけない場合は、弊社からご連絡できない場合もございますことをご了承ください。

本サイト/フォームでは、Cookie等の本人が容易に知覚できない方法による個人情報の取得はしておりません。

お預かりした個人情報につきましては、ご本人からの求めにより、利用目的の通知・開示・内容の訂正・追加または削除・利用の停止・消去(以下、開示等)に応じます。開示等に関するお問い合わせは下記までお願い致します。

株式会社 MM総研 総務部長(個人情報保護責任者)

住所 : 東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー
電話 :03-5777-0161(代表)
時間 :9~18時[土・日・祝日定休、年末年始休業]

電話をかけるお問い合わせフォーム