ウェアラブル端末市場調査 認知度は8.7ポイント上昇(2016年6月号 No.240)

【特集1】国内市場は緩やかに拡大― ウェアラブル端末ユーザー調査

話題となっていたアップルの腕時計型端末「Apple Watch」発売から1 年が経過した。ス
マートフォン、タブレット端末に次ぐ「次世代のデバイス」として注目されているウェアラ
ブル端末について、消費者などを対象に認知度や所有・利用実態、業務利用のニーズなどに
関する調査を実施した。今回は調査結果の一部をレポートする。(調査全文は後日発売)

【データ1】音声通話対応MVNO利用者の月額利用料金は2,072円で― スマートフォン・MVNOの月額利用料金とサービス利用実態(2015年12月)

MM総研は35,668名を対象にしたWeb アンケート調査を実施し、NTTドコモ・au ・ソフトバンク・ワイモバイル(以下、大手キャリア)のフィーチャーフォン・スマートフォン利用者及びMVNO SIM カード(以下、MVNO)の月額利用料金及び音声通話・データ通信サービスの利用実態を分析した。2015年12月現在、月額平均利用料金はフィーチャーフォンが3,260円、スマートフォンが6,283円だった。音声対応MVNO の平均月額利用料金は2,072 円で、スマートフォンの約3分の1だった。1週間の通話時間はフィーチャーフォンが19.9 分、スマートフォンが23.5分、MVNO が5.9分だった。スマートフォンの月間通信量は平均4.31GB、中央値3.00GB(ギガバイト)となった。また1日の通信サービス利用時間はフィーチャーフォンが67.8分、スマートフォンが179.2分、MVNOが155.2分だった。

【データ2】認知度向上が進み、市場の拡大基調が続く― クラウド会計ソフトの利用動向調査(2016年3月末)

MM総研では、昨年12月に続き、個人事業主(2万113事業者)を対象にWebアンケート調査を実施し、2016 年3 月末時点のクラウド会計ソフトの利用状況をまとめた。調査結果からは、会計ソフトを利用している個人事業主は31.8%で、そのうちインターネット経由で会計ソフトの機能を利用するクラウド会計ソフト※ の利用率は9.2%となった。利用しているクラウド会計ソフトの事業者別シェアでは、「弥生」が53.1%、次いで「freee」が22.9%、「マネーフォワード」が16.1%となり、3社で92.1%を占めた。

【トレンド1】隣接市場との融合やクラウドベースのサービス提供が進む― Web 統合電話帳アプリケーション市場の動向

企業内のさまざまなコミュニケーションツールを統合・連携し、業務の効率化や生産性の向上につなげる「Web 統合電話帳アプリケーション」(以下、Web電話帳アプリ)市場の拡大が続いている。大企業を中心とした導入という点では昨年と同様の傾向ではあるが、名刺管理やIoT といった隣接市場との融合による新たなニーズの開拓や、クラウドをベースとしたサービス提供による中堅中小企業の開拓強化など市場は新たな広がりを見せている。

【トレンド2】次世代5G技術でめざす柔軟かつ高信頼性のネットワーク社会― エリクソンの取り組み

2020年の商用化に向け世界的規模で構築が進む次世代の「5Gネットワーク」。5G技術を牽引するエリクソンにその特色と現在グローバルで進めている各種の実証実験、日本のキャリアとの取り組みについて、エリクソン・ジャパン株式会社CTO の藤岡雅宣氏を取材した。

【トレンド3】ネットワーク仮想化のメリットはコストと堅固なセキュリティ― VMwareのネットワーク仮想化プラットフォーム「NSX」

データセンターにおけるネットワークの課題を解決するために、SDN やNFV といったネットワーク仮想化の動きが活発になる中、この分野で高い世界市場シェアを占める米VMware社の動向が注目されている。同社はSoftware-Defined Data Center(SDDC)のためのネットワーク仮想化プラットフォーム「NSX」を提供しており、同ソリューションはハイパーバイザーの中にスイッチやファイアウォールなどのネットワーク機能を入れ込める特徴を持つ。「NSX」と「ネットワーク仮想化に伴うセキュリティ」について、ヴイエムウェア株式会社のチーフエバンジェリスト桂島航氏と、ソリューションビジネス本部シニアセキュリティアーキテクトCISSP-ISSJP, 公認情報システム監査人の楢原盛史氏に取材した。

【トレンド4】画像分析ソリューションの市場性― グローリー、オプテックス

顔認証や画像分析の技術はセキュリティ対策をはじめとするさまざまな場面での活用が見込まれている。特にIoT(Internet of Things)市場が急速に膨張する中で、カメラを使った画像分析は従来の機械的センサなどとは違った用途や市場を広げる技術としても期待されている。通貨処理機大手のグローリー(株)とセンサ機器大手のオプテックス(株)を例に、これらの技術のトレンドやニーズ、今後の可能性などについて取材した。

【トレンド5】IoTの導入から新たな価値創造までを幅広く支援― IoTプラットフォーム事業者の動向

センサー、無線通信、クラウドなど、大量のデータをリアルタイムに収集し、高速処理できるICT技術の開発が進み、IoT(Internet of Things)の導入・利活用への機運が高まっている。機会学習などの分析技術も高度化し、収集したデータから現場の業務改善や生産革新、経営戦略の意思決定まで、IoTの導入目的もコスト削減ツールに留まることなく、新たな価値創造ツールとしての活用も始まりつつある。本稿ではIoTの導入・利活用を支えるプラットフォームを提供する日本システムウエア(株)と(株)セゾン情報システムズのIoTビジネスを紹介する。

【トレンド6】スマートフォンからライフスタイルの変革を― Mobile World Congress 2016会場レポート

携帯電話関連の見本市では世界最大規模を誇るMobileWorld Congress 2016(以下: MWC)が今年もスペインのバルセロナFira Gran Viaにて開催された。本誌239号に続き、会場の様子をレポートする。

【イベントレポート】インテル第6世代プロセッサーを発表― 「ビジネスPCの時代が来た」と米本社幹部

インテル株式会社(本社:東京都千代田区、江田麻季子社長)は4月21日、都内で同社の新製品「第6世代プロセッサーCore vPro」を発表した。ビジネス用パソコンへの搭載を念頭に開発したもので、セキュリティ対策の目玉としてハードに格納したセキュリティ情報を組み合わせる「ハード支援型多要素認証ソリューション」を採用した。発表者の米インテルのビジネス・プラットフォーム事業部長、トム・ガリソン氏は「(同プロセッサーを採用した)PCはビジネスの戦略的ツールとして活用できる場が広がる」と訴えた。

【追跡! IT ベンチャー60】株式会社エーアイ― 人間の声に限りなく近づく音声合成技術を開発

ヤマハの「VOCALOID」に代表される音声合成技術はコミュニケーションロボット、IoTなどの普及に伴い、機器組み込み型の搭載アプリケーションとして市場が拡大することが見込まれている。ベンチャー企業の世界でもスタートアップが相次いでこの分野に名乗りを上げる。その先輩格にあたるのが、高品質音声合成エンジン「AITalk」で「2014年東京都ベンチャー技術大賞」を受賞した株式会社エーアイ(本社:文京区、吉田大介代表取締役)だ。

【経営3】株式会社シーエスアイ― 電子カルテを軸に中小病院の医療ICT 化を支援

政府主導の地域医療連携、医療介護連携の構築が進められる中で、株式会社CEホールディングス(東証一部)で、電子カルテシステム大手の(株)シーエスアイ(以下、CSI)では、中小規模病院をターゲットに、クラウド版電子カルテサービスの提供を開始した。本稿では医療のICT 化を支援する同社の取り組みを紹介する。

【IT業界の深層流】情報化で増税を回避できるか

【IT道標】世界で勝てるプロダクトの育成をめざして

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