データセンター事業者の動向(2003年 04月号 No.82)

【特集1】サービス多様化で新規ユーザーを開拓― データセンター事業者の動向

データセンターサービスは、高いセキュリティー性を備えるサーバー設置環境と高品質のネットワーク接続環境を提供するサービスである。主なサービスは、データセンターの運用スペースを提供するコロケーションサービス、ラック単位で提供するレンタルラックサービス、サーバーを貸し出すサーバーホスティングサービスで構成される。インターネットの普及とともにWebサーバーやメールサーバーの運用管理を行うIDC(インターネットデータセンター)としての利用が拡大してきた。近年の長引く不況の影響で、IT費用削減策の一つとして、情報システムをフルアウトソーシングする際にデータセンターを活用する企業が増えている。基幹システムを構築・維持するには、設備やサーバーなどの機器だけでなく、人件費にも莫大な費用が必要になる。データセンターを利用することで、運用面の手間も省いてしまおうというわけだ。この新たなニーズに対応するために、データセンター事業者は設備面での充実だけでなく、サービスの幅を広げている。データセンター業界の有力プレイヤーの動向をレポートした。

【データ】2002年国内PCサーバー出荷概要― 03年はホームサーバー需要に期待

PCサーバーの国内市場は、長引く不況の影響で2002年には出荷台数・金額ともに減少に反転した。新製品を投入すれば右肩上がりはまず間違いないと言われた成長期から、マイナス成長下で利益確保を強いられる成熟産業へと変貌している。02年(1~12月)の国内PCサーバー出荷台数は31万3,500台でIT不況のなか、かろうじて前年並みの実績を維持した。市場は、e-Japan関連商談、民間設備投資ともに冷え気味で、低価格/高性能機がかろうじて買い替えを喚起したのが目立った。03年も先行き不透明感は続くが、02年に登場したホームサーバーの各社製品が出そろい、"ホームサーバー元年"として市場活性化への期待が膨らんでいる。シェアは1、2位の変動はなかったが、デルコンピュータが初めて3位に躍進、新生日本HPは日本IBMの上位で4位となった。なお、出荷金額は1wayタイプの低価格商品が全体の40%を占めたため、前年比18.3%減の1,880億円に減少した。単価は70万9,000円から60万円へと下がった。

【トレンド1】追跡ネットビジネス!! 混雑サイトはどこから生まれ どこへ行くのか 30― リアルタイムの広告と地域での情報共有化 <大日本印刷㈱の電子チラシ「オリコミーオ!」>

大日本印刷㈱がインターネットで提供する電子チラシ「オリコミーオ」は、新しいエリアマーケティングの手法として注目株だ。低コストでリアルタイムの広告ができるほか、地域での情報共有化などの付加価値も期待できる。03年3月、会員数は5万人を突破した。広告を出稿する企業は安価で効果が見込める媒体としての期待の声が高い。

【トレンド2】ローエンドで激しい価格競争、デルを巡るPCサーバーの攻防― 中堅・中小市場で主導権を握るには価格+αの企画が必要

ビジネスパソコンやPCサーバー(=IAサーバー)の国内市場は、景気低迷で出荷の伸び悩みが目立っている。他メーカーの苦戦を尻目に唯一出荷実績(台数)を伸ばすデルコンピュータを支えているのは、やはり「圧倒的なエンドユーザー価格」だろう。00年から01年にかけて世界規模での出荷台数増を勢いに、パソコンだけでなく、PCサーバーでも10万円を切る価格で国内市場を切り崩してきた。金融統合、住基ネットとエンタープライズ市場での大型案件を背景に実績を重ねてきた国内大手メーカーも、02年は大型案件が減少し、SMB(中堅・中小企業)市場の需要を確実に拾うことが重要になっている。国内市場でのデルの急進を阻止すべく、NEC、日本HPなど大手はローエンド市場に"デル対抗モデル"を投入する動きが顕著だ。

【IT道標】モノづくり回帰の戦略を

日本のITメーカーは、長引く景気低迷の影響で厳しい状況に立たされている。企業ユーザーはIT投資の新規発生コストをゼロベースから考え直すところが多い。特にERP(統合基幹業務システム)、CRM(顧客管理システム)など新規ソリューションテーマを直撃しており、予算取りが難しくなっているほか、値引き要求の拡大、大型案件の長期化など多種の悪影響が出ている。一方、個人消費の方も、02年国内パソコン出荷の店頭ルートを見ると、前半が前年比7.5%減の288万台、後半が5.0%減の217万台。減少率で後半期に回復の傾向を示すものの、まだ消費に底堅さは見られない。こうした時代にメーカーは何を指向していけば良いのだろうか。

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