iモードFeliCa対応サービスの現状と今後の展望(2004年 10月号 No.100)

【特集】ICチップ搭載端末も続々と登場、サービスインフラの整備も進む― iモードFeliCa対応サービスの現状と今後の展望

04年7月、NTTドコモの「おサイフケータイ」サービスが始まった。このサービスはICカードをケータイに搭載するという画期的なものであり、サービス開始から1ヵ月あまり経った今も、CM、雑誌、新聞等でほぼ毎日取り上げられるなど業界の注目を集めている。しかし、市場の反応は急速に浸透しているとは言いがたく、今後対応サービス導入を検討している企業のなかにも、動向がつかめないがために踏み出せずにいる企業も多いと言う。そこで今回、携帯通信事業者(キャリア)3社、プラットフォームを提供するフェリカネットワークス、そして対応サービス導入または導入を検討している企業の3方向の視点から、サービスを見つめなおし、ICチップ搭載ケータイの現状と今後の展望をあらためて検証してみた。

【データ】市場飽和に待ったなし。デジタルコンテンツの流動化が生き残りのカギに― 国内デジタル家電・通信サービス普及率比較

国内デジタル家電市場に、久々に地殻変動が起きている。パソコン・携帯電話・デジカメが主役となり牽引してきたデジタル家電需要だが、これに代わるようにDVDレコーダー・薄型大画面テレビ(液晶・PDP) といった新しいカテゴリの製品がいよいよ本格普及期に突入したからだ。半面、パソコンに代表される既存のデジタル家電消費を支えてきた製品群は、苦戦を強いられており、企業景気の回復に伴った消費回復の波に乗り切れない。各製品の出荷台数と普及率を比較し、新旧入り乱れたデジタル家電商品群の今後について考える。

【トレンド1】連載・ネットビジネス47― “顧客視点”の徹底化で独自のサービスを展開 ㈱太平洋製靴のオーダーメイド靴のオンライン販売

靴はネット上で最も売りにくい製品の一つである。その理由は「試し履きができない」ということに尽きる。しかし、その一方で、近年、消費者は靴に対する細かなニーズを持っている。デザインに加えて、「第二の心臓」と呼ばれる足の健康面に関するニーズも増えてきているのだ。徹底した履き心地にこだわった「ビルケン・シュトック」の人気もそのニーズを反映したものと言える。そんなオーダーメイドオンライン靴市場において㈱太平洋製靴(フット・フィッター)は独自の採寸手法を開発し、売り上げを伸ばしている。

【トレンド2】デジタル家電の行方4― ホームネットワークの中枢となるか 薄型テレビ市場の実態

デジタル家電「三種の神器」の一つ、液晶テレビやプラズマテレビに代表される薄型テレビ事業は、テレビメーカー各社が現在総力を挙げて展開しているデジタル家電ビジネス。近年では出荷台数ベースで200%前後の成長率を記録する高成長市場である。アテネオリンピックが開催された今夏には想像を遥かに超える人気を見せるなど、日本のデジタル家電メーカーの底力を全世界にアピールした。今回は、薄型テレビの実態に迫る。

【トレンド3】ユーザーニーズに応え、さらなる市場拡大をめざす― ホスティングサービス市場の動向

ホスティング(レンタルサーバー)市場は第一種・二種電気通信事業者系、コンピューターメーカー系、独立事業者系など多くの事業者が参入していることでサービス料金や品質などで激しい競争にさらされている。ホスティングは、サーバスペースを提供するとともに各種機能をインストールして提供するサービスであるため、ユーザーのニーズに的確に対応することが不可欠。ウイルスチェックサービスを標準で提供したり、SSL証明書やクレジットカード決済などを手軽にできるように、それらのサービス会社と提携する事業者も多い。このようなユーザーニーズに応える事業者の動向を追う。

【トレンド4】会員数約50万人、年間売り上げ100億円超のISPが誕生― ブロードバンドマーケットの動向

ソフトバンクが日本テレコムの完全買収を今年5月に正式発表したのに加え、KDDIが子会社のDDIポケットを売却する方針も表面化し、通信業界再編の動きが一気に加速し始めた。こうした動きの中で通信業界においてとりわけ目を引いたのが、04年7月1日の、電力系ISPである㈱パワードコム(以下、パワードコム)と㈱ドリーム・トレイン・インターネット(以下、DTI)の個人向けインターネット事業における統合である。そこで、通信業界の合従連衡の一端を担う今回の統合がもつ意味、また今後ブロードバンドマーケットにどのような影響を及ぼすのかを追ってみた。

【対談1】携帯向け音楽配信ビジネスに本格参入へ― コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社 廣瀬 禎彦 代表取締役 兼 CEO

廣瀬禎彦氏は今年初め、コロムビアミュージックエンタテインメントのCEOに就任した。日本のブロードバンドビジネスの「仕掛け人」である。日本IBMで大規模な金融システムを構築するシステム技術者から同社初の一般ユーザー向けパソコン「Aptiva」のマーケティング責任者、出版社アスキーの専務に転じ、さらにセガ・エンタープライゼズ副社長に移って新世代ゲームコンピューター開発責任者、次いでブロードバンド・コンテンツを提供するアットネットホームを創業、そして今回はコンテンツそのものの製作会社の経営者。情報技術とマーケティング、そして音楽アートの感性を備えた斯界第一人者である。(文中敬称略)

【対談2】ユビキタス・ネットワークを支えるIP事業を強化― 株式会社インターネット総合研究所 藤原 洋 代表取締役所長

日本のインターネットビジネスを切り開いたベンチャーがいくつかある。インターネット総合研究所はその最右翼に位置するベンチャーだ。東京証券取引所に新設されたベンチャー企業向けのマザース上場第一号として、「ジャパニーズドリーム」の先鞭をつけたばかりでなく、藤原洋所長は、これからのネットワーク社会のあり方を提案し、ケータイ・インターネットの世界を実現させた「未来社会設計家」でもある。日本社会にブロードバンドインフラが行き渡り、世界最先端に躍り出た後、これからのインターネットビジネスの焦点はどこにあるのか。藤原洋代表取締役所長に日本の「次の一手」を聞いた。(敬称略)

【経営1】ユーザーニーズに応える高い付加価値を提供― 富士通のIP-VPNサービス「FENICSビジネスIPネットワークサービス」

富士通の「FENICS ビジネスIPネットワークサービス」の会員数は現在約1,200社。年間平均120~130社の新規導入実績がある。ほとんどの企業にVPNサービスが導入されている現在、年間100社以上の新規ユーザーの獲得を実現している富士通の「FENICS ビジネスIPネットワークサービス」の人気の秘密はどこにあるのか。また、今後VPNサービス市場はどのような発展をしていくのか。

【経営2】グローバル市場を開拓するPRIMEPOWER― 富士通のUNIXサーバー事業

富士通のサーバー事業がグローバル展開を加速させようとしている。04年6月、サン・マイクロシステムズ(以下、サン)との提携強化を発表。次期UNIX(SPARC/Solaris)サーバーを共同開発し、06年半ばをメドに統一ブランド製品として世界市場での販売を開始する。新サーバー(コードネーム:Advanced Product Line、以下APL)の要となるプロセッサには、富士通のSPARC64が採用される見込みとなっており、富士通の技術がつめこまれた製品が世界市場に拡大する。富士通はすでに自社製UNIXサーバーPRIMEPOWERの海外販売を展開しているが、サンとの提携が巨大市場である北米市場での富士通のプレゼンス拡大につながるのかが今後の大きな焦点となる。

【経営3】<Market診断>「iPod」の爆発的人気が追い風に― 本格化するオンライン音楽配信サービス市場の動向

デジタル化した楽曲をインターネットでパソコンなど電子機器に取り込む有料の音楽配信サービスに再び注目が集まっている。著作権を保有する音楽レコード会社が、無償で楽曲を配信する行為を懸念して二の足を踏んでいたが、「iPod」をはじめとした携帯型デジタルオーディオプレイヤー市場の台頭を受け、積極的に配信サービスを提供する事業者が増えてきた。

【経営4】トピックス ― 【9月のパソコン店頭情報】全社一斉パソコン値下げに踏み切る 【9月の携帯電話店頭情報】好調auのFMケータイが100万台を突破

暑さの厳しかった夏も終わり、涼しい風か朝晩吹くようになった。猛暑で人が押し寄せた量販店のエアコンコーナーやオリンピック需要で飛ぶ様に売れた情報家電コーナーでも、7~8月中に比べると集客数は多少少なくなった。一方のパソコンコーナーでは、秋冬モデルの登場とともに各社一斉に旧モデルの値下げを開始。パソコン売場での活気も次第に戻ってきた。

【IT道標】大手ITベンダーの組織再編

今年4月、伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は、営業と技術の組織を統合し業種別に再編。6月23日には富士通も営業とSEを統合し、同じく業種別に再編した。両社はともに市場対応力の強化を目的とし、業種別営業のそれぞれに技術部隊を一体化することで現場に権限を委譲・集中化。対応スピードの向上を図った。

【トップニュース】業界の未来― PC全盛時代の終わり方

ケータイはPCの代わりになるのか? 技術者、経済学者、経営者、投資アナリスト、法律家、ジャーナリストなど、コンピューター産業にかかわるさまざまなジャンルの専門家が集まって真剣に議論が戦わされた。最初はつまらないテーマに見えたこの議論は予想外に奥が深かった。熱気を帯びて盛り上がり、議論が終わったときには、PC全盛の時代の終幕はすぐ近くに来ているのかもしれない、という恐怖に襲われた。

M&D レポート購入のご案内

M&D Reportは完全年間購読制となっており、書店ではお求めになれません。年間購読(年間購読料9万6000円(税別))を希望される方は、購読申込み書をプリントアウトの上、必要事項記載の後、FAXでお申込みください。
お申し込みに際しての疑問、質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

購読のお申し込み

購読申し込み書をプリントアウトし、必要事項をご記入の上、下記FAX番号宛にお送りください。

購読申し込み書の
ダウンロード(PDF)

FAX 03-5777-0163

お問い合わせ

お問い合わせは電話、またはフォームにて受け付けています。

電話をかけるお問い合わせフォーム

TEL 03-5777-0161

受付時間 9:00~18:00
(土・日・祝日定休、年末年始休業)

お問い合わせに際し、電話/お問い合わせフォームでのご連絡及びFAXの 弊社への送信により、お客様よりお預かりいたします個人情報に関しましては、お問い合わせいただいた当該案件に関するご連絡・ご説明に関してのみ利用させていただき、第三者への提供は行いません。

個人情報(名前、ご連絡先など)をご提供いただけない場合は、弊社からご連絡できない場合もございますことをご了承ください。

お預かりした個人情報の消去、利用停止、訂正、開示に関しても対応いたします。個人情報に関するお問い合わせは下記までお願い致します。

株式会社 MM総研 総務部長(個人情報保護責任者)

住所 : 東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー
電話 :03-5777-0161(代表)
時間 :9~18時[土・日・祝日定休、年末年始休業]

電話をかけるお問い合わせフォーム