拡大基調が強まる中古PC市場(2006年 08月号 No.122)

【特集】中古PC市場 PART2― 拡大基調が強まる中古PC市場

前号では、量販店系の中古パソコンショップの販売と仕入に関する動向をまとめた。今号では、中古パソコン消去事業者と中古パソコン販売の専門店の取り組みをまとめる。また、経済産業省の告知不足などから施行時に混乱を呼んだ電気用品安全法(PSE法)の中古パソコン市場への影響をまとめる。

【データ】05年度 国内PCサーバー出荷概況― 堅調なIT投資に支えられ、市場の拡大が続く

MM総研がまとめた05年度の国内PCサーバー出荷台数は、前年比25.4%増の53万9,170万台と過去最高を記録した。大手企業のサーバー集約、統合需要に加え、中堅中小企業の導入意欲も依然として高く、景気回復に伴うIT投資意欲の堅調さを示す結果となった。出荷金額も前年比27%増の2,248億円となり2001年度以来、4年振りに2,000億円台を突破した。メーカーシェアでは、NECがシェアこそ0.2ポイント減少したものの、22.1%で首位を堅持。2位デル、3位HPは共に年間出荷で10万台を突破し、NECとの差を縮めている。

【トレンド1】“脱カラオケ”による上質のエンタテインメント空間の提供へ― サービス業界におけるIT活用事例

幅広いサービス業でも、まだITを活かしきれていない業界も多い。従来のサービスをさらに拡張するだけでなく、クオリティの向上、新たなサービスメニューの拡充などITが活躍する部分は多い。カラオケ市場はユーザーの利用率が減少傾向にあり、多くの事業者が様々な対応策を実施している。同業界大手の第一興商とエクシングがはじめた情報端末サービスが今後のトレンドとなる可能性を持っている。

【トレンド2】広告代理事業を軸に、多角化する各社の戦略― インターネット広告代理店の動向

電通が毎年発表している「日本の広告費」によれば、05年の日本の総広告費は5兆9,625億円。04年の5兆8,571億円から1.8%増となった。この内、インターネット広告費は05年で2,808億円となり、04年の1,814億円から54.8%の増加を見せた。04年に初めて、マスコミ4媒体と呼ばれる「TV・新聞・雑誌・ラジオ」の一角であるラジオを抜いた勢いは衰えず、年率50%以上という大幅な成長を持続している計算だ。06年には雑誌広告費(3,945億円)を上回る可能性もある。「Web2.0」「ロングテール」という言葉に代表されるようにインターネット広告の主要な「場」であるWebの世界自体が大きな転換点を迎えつつある今、そのWebビジネスの先端を走る大手インターネット広告代理店各社の取組みや市場への展望を紹介する。

【対談1】都市生活者のための次世代ポータル“Media2.0”の確立へ― エキサイト株式会社 山村 幸広 代表取締役社長

激しい競争の中でインターネットのポータルサイトは急速に淘汰が進んだが、圧倒的な強さを誇るヤフー、グーグル、古参のビッグローブ、ニフティなどに混じって小規模ながら健闘しているサイトがある。「エキサイト」である。破綻した米国本社から切り離して日本ビジネスに絞り込んでサービスを展開し、いよいよ急成長の軌道に乗り始めた。さらに、インターネットの新たな潮流である「Web2.0」を意識して同社は「Media2.0」を次の目標に掲げ、大きな飛躍をめざしている。山村幸広 代表取締役社長にポータルビジネスの「次の一手」を聞いた。(以下、敬称略)

【対談2】保健分野の業務ノウハウを強みに医療、資産運用などソリューション領域を拡大― ニッセイ情報テクノロジー株式会社 桑折 雅嗣 代表取締役副社長

ユーザー企業の情報システム子会社は、いかにして自立していくのかが大きな課題である。その転換点に差し掛かり、巧みに舵取りしている企業がある。日本生命グループの情報システム子会社、ニッセイ情報テクノロジー株式会社である。野村證券の情報子会社から大きく飛躍した野村総研での経験を糧に、ニッセイ情報テクノロジーに転じて経営陣の一角を占める桑折雅嗣 代表取締役副社長に今後の方向性を聞いた。(以下、敬称略)

【経営1】買い替え需要の獲得に向け販売力の拡充とショップでのCSを強化― 携帯電話一次代理店の動向

国内携帯電話市場は大きな変革期に入ろうとしている。06年11月までに番号ポータビリティ(MNP)制度の導入が決まり、具体的な手続きも徐々に明らかになってきた。キャリア各社は料金施策を中心に顧客の囲い込み策を継続的に強化しており、その結果があってか解約率も減少傾向にある。同時にそれは買い替え期間の長期化にもつながっているが、はたしてそれがMNPを睨んだ買い控えによるものなのかは未知数である。しかし、06年度はMNPを導入を機に一定の買い替え需要が発生する可能性が高く、MNPもまた長期的な視点からみれば顧客の流動化を一層加速させる要因ともなる。このような状況の中で、販売の最前線にいる代理店各社はどのような戦略をもって、多様化する携帯電話市場に対応しようとしているのか。05年度の販売状況を踏まえ、06年度の各社の販売戦略を追った。

【経営2】海外リソース活用や選別受注などSE不足を補う各社の施策― 国内SE不足感の実態調査①

金融業における大規模システム再構築ニーズの拡大、24時間365日稼動に伴う運用SE需要の拡大、携帯電話やネット家電における組み込みソフト開発ニーズの高まりなど、SE需要は多方面で拡大している。今後は更に、日本版SOX法の施行による上流コンサルなどのニーズも加わることが予想される。その一方で、ベンダーサイドでは要件を満たすSEの絶対数が不足しているという現状が発生している。コンピューターメーカー/ソリューションプロバイダーのSE不足感についての現状や取り組みを、今号と次号に渡り特集し、現状を分析する。

【経営3】ネット企業のIT戦略:ヤフー!オークション― 「勝ち組企業のIT戦略シナリオ」から

株価が半減、10分の1にもなる企業が続出する新興ネット関連企業群。業績と時価総額のバランスを取りながら成長期待を抱かせる企業が少なくなってきているようだ。こうした流れの中、好調を維持するヤフー㈱の「オークション事業」に焦点を当てて、その成功要因を考察する。(出典:21世紀企業情報化ビジョン研究調査プロジェクト「ITをベースにした勝ち組企業の事業成長シナリオ」より)

【トピックス】6月の携帯電話店頭情報― 夏商戦で売り場賑わう

7月中旬までの東京・新宿西口カメラ系量販店店頭の携帯電話売り場は夏商戦が本格化し、多くの来客で賑わっていた。各キャリアの新製品もほぼ出揃い、キャリア間の競争も激しくなっている。6月中旬から7月中旬までの店頭情報をレポートする。

【トピックス】6月のパソコン店頭情報― 予約が集中するソニー「VAIO type U」

梅雨に入り雨が続く6月下旬、秋葉原の大手家電量販店のパソコン売り場はボーナスシーズンということもあり、いつにもまして多くの人で賑わいを見せていた。今夏のボーナスで購入したい電化製品の中でパソコンは上位にランクインしており、各地の家電量販店のパソコン売り場でも、ポイントアップなどの各種キャンペーンを実施している店舗が多く見られた。

【IT道標】デジタル家電夏商戦、盛り上がる新しい“周辺機器”

 

【IT業界の深層流】情報サービス産業行政、35年ぶりの改革へ

 

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