クラウド時代のセキュリティ対策普及に向け促進団体が発足

――マイクロソフトとラックなど8社

2017年06月23日

　日本マイクロソフトとセキュリティ業のラック（本社：東京都千代田区、西本逸郎　代表取締役社長）は6月23日、セキュリティやクラウドのサービスを提供する事業者のコミュニティとして「ID-based Security イニシアティブ」を発足させたと発表した。

　同コミュニティはクラウドやIoTの普及にともない顕在化してきたセキュリティの課題を解決するため、クラウド時代におけるセキュリティ対策の普及を目的としている。セキュリティおよびクラウドソリューションに取り組む計8社が発足メンバーとして参加する。ユーザーやデバイスなどに割り振られたIDを活用する「IDベースのセキュリティ対策」の普及促進にむけて、セミナーの開催や共同検証の実施、技術の提供、導入事例の提供、関連機関への働き掛けといった幅広い活動を展開していく。また今後1年間で参加企業を200社に拡大、技術者1,000人の育成を目標としている。

（社名五十音順）
株式会社インテリジェンスビジネスソリューションズ
F5ネットワークスジャパン合同会社
サイバートラスト株式会社
Sansan株式会社
日本マイクロソフト株式会社
富士通株式会社
株式会社ネットフォワード
株式会社ラック

　　　　　　　　　（記者会見に参加したコミュニティ参加企業8社の代表メンバー）