富士通、IoTで現場作業者の体調を常時管理

――SaaSで提供 建設・製造業向け

2017年01月12日

富士通は1月12日、IoTで現場作業者を見守る「安全管理支援ソリューション」サービスをSaaSで提供すると発表した。

 「安全管理支援ソリューション」は、作業者や現場の状況把握から対応まで一連の流れで安全労務管理を支援する。作業者に装着したセンサーデバイスで、温度、湿度や脈拍数をセンシングし、分析・解析することで、一人ひとりの熱ストレスレベルや身体負荷レベルを推定。本人に注意を促したほうがいい該当者が出た場合には管理者へアラーム通知する仕組み。

熱中症の発生や作業者の状態を把握することが難しい建設業や製造業などの現場に向いており、作業者の状態、位置情報を遠隔から把握できる。

SaaSで提供することで、運用に必要なアプリケーションなどのシステム開発が不要という。

 

ニュースリリース

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/01/12.html