アイコネクト、全戸光配線方式の「ヒカリfast」を提供
――集合住宅の通信環境を最適化する次世代ネットワーク
2025年08月18日
マンションISP(インターネット接続事業者)のAi.Connect(宇都宮市、松永侑祐代表取締役)は8月18日、集合住宅の各住戸まで光ファイバーを直接配線する全戸光配線方式の「ヒカリfast(ヒカリファスト)」の提供を始めた。
「ヒカリfast」は集合住宅の各住戸に光ファイバーを直接引き込む「FTTH(Fiber to the Home)」方式を採用し、他の居住者の利用状況に左右されない安定した高速通信を実現する。多くの集合住宅では共用部までしか光ファイバーが引かれていない従来型の配線方式を採用しており、「強電ノイズなどによる速度の低下」「大容量のデータ通信時に接続が不安定になる」といった課題が顕在化していた。
共用部から各住戸への分岐には、無給電光スプリッターを用いたPON(Passive Optical Network)技術を採用。機器コストや電源設備の削減、故障リスクの低減のほか、消費電力も抑制できる。
今後はハウスメーカーやデベロッパーとの連携をさらに強化し、集合住宅への標準設備としての導入を進めていく。
「ヒカリfast」の導入イメージ
出典:Ai.Connect
<ニュースリリース>
PR TIMES掲載:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000089346.html
(小野寺)