生成AIと衛星データを統合したプラットフォーム

――Ridge-i、日本マイクロソフトと構築に向け連携

2025年08月13日

AI(人工知能)・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発をするRidge-iは8月12日、日本マイクロソフトと連携し、生成AIと地球観測データを組み合わせたプラットフォームを構築すると発表した。

 

宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)とRidge-iは、地球デジタルツイン研究に向けたAIの実証を進め、生成AIにJAXA  Earth API、Google Earth Engine API、JAXAのWebサイトなどの衛星データプラットフォームとRidge-iの衛星データ利用に関する知見を掛け合わせた対話型AIプロトタイプを開発した。生成AIを活用し、衛星解析技術に詳しくないユーザーでも自然言語での質問で衛星データの取得や解析ができるシステムを開発した。

 

今回は日本マイクロソフトと連携し、JAXAとの実証で培った技術基盤をさらに発展させ、地理空間データの管理や分析するサービス「Microsoft Planetary Computer Pro」及びAzure基盤を活用した新たなプラットフォームの開発を始める。

 

<ニュースリリース>
https://ridge-i.com/news/4607/

  

(小野寺)