計量・計測器のハカルプラス、スマート農業市場に参入
――硝酸態窒素濃度推定センサーを10月に発売
2025年07月30日
計量・計測器メーカーのハカルプラス(大阪市、三宅康雄代表取締役社長)は7月30日、作物の葉を切らずに硝酸態窒素濃度を推定できるセンサー「Folina(フォリナ)」を10月から販売すると発表した。
作物の育成に影響する硝酸態窒素の濃度を葉を切ることなく、挟むだけで推定できる日本初の光学式・非破壊型センサー。同社のスマート農業ブランド「ベジモニ(Vegemoni)」シリーズの新製品として発売、スマート農業市場に本格参入する。
現在はトマト専用モデルだが、今後はイチゴやキュウリなど他の作物にも広げる予定だ。農業試験場などとの共同実証を通じて、より効果的な測定タイミングや運用方法を検証し、施肥量の低減や収量・品質向上による収益改善に向けた取り組みを進めていく。
<ニュースリリース>
PR TIMES掲載:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000057907.html
(小野寺)