米メタ、「Meta Connect 2024」を開催
――新MRヘッドセット、ARグラスなどを発表
2024年09月26日
米メタは9月25日(米国時間)、開発者会議「Meta Connect 2024」を開催した。その中でMR(複合現実)ヘッドセットの新製品「Meta Quest 3S」を発表した。プロセッサーは従来機「Meta Quest 3」と同じ米クアルコムの「Snapdragon XR2 Gen2」を搭載し、より手ごろな価格で提供する。日本での価格は容量128GBモデルが4万8400円(税込み、以下同じ)、256GBモデルが6万4900円で、10月15日(日本時間)に発売する。
また、AR(拡張現実)グラス「Orion」のプロトタイプも発表した。メタが10年かけて開発を進めてきたARグラスだ。ワイヤレスのグラス型で、重量は100グラム未満。メタはAI(人工知能)を搭載したスマートグラス「Ray-Ban Meta」(日本未発売)をすでに販売しているが、大型のホログラフィックディスプレーとパーソナライズされたAIアシスタントを兼ね備えた真のARグラスの実現を目指してきた。メタは「Orion」によってその実現に近づいたとしている。
(村田)