ソフトバンク、避難所向け通信システムを開発
――Starlinkと5G小型無線機などを組み合わせた簡易基地局
2024年09月25日
ソフトバンクは9月24日、災害の発生などにより通信サービスが一時的に使えなくなった地域の暫定的な復旧手段として避難所向け通信システムを開発、9月までに全国で運用可能な体制を構築したと発表した。
避難所内にインターネット経由のバックホール回線で接続が可能な5G(第5世代移動通信システム)対応の小型無線機とWi-Fiルーターを組み合わせた簡易基地局を設置し、屋外に設置した衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」のアンテナと接続する。基地局とGPSアンテナを設置する架台は三脚式で容易に設置や収納でき、ひとりでも持ち運べる。
<システムの構成>
収納後の簡易基地局とStarlinkアンテナ
<ニュースリリース>
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2024/20240924_02/
(小野寺)