AI活用の列車発車時安全確認システムを検証

―――小田急電鉄、新百合ヶ丘駅で8月21日から

2024年08月19日

小田急電鉄は2024年8月21日から2025年2月頃まで、小田急線新百合ヶ丘駅5番ホームで画像解析AI技術を活用した列車出発時の安全確認システムの検証を実施する。

 

同社は2023年度、列車出発時に「ホーム端の黄色い点字ブロックと列車の間に人がいる場合」と「閉扉後に傘などが挟まっている場合」を自動検知して知るためのアルゴリズムをサイバーコア(盛岡市)と共同で開発した。今回は実際の駅環境でアルゴリズムの有効性を検証する。検証データを蓄積しつつ、検知漏れや誤検知情報をAIが学習することで精度を高めて実用化を目指す。

駅事務室内の実証用パソコンに映し出される検知画像(イメージ)

黄枠が点字ブロックの外側などの検知対象エリアで、赤枠が列車を安全に出発できない要因を示す

 

参考URL

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001234.000012974.html

 

(井上)