オプテージ、子育て世帯向けIoT見守りサービス
――共働き世帯の増加とコロナ後のオフィス回帰などに対応
2024年08月01日
関西電力グループのオプテージ(大阪市、名部正彦代表取締役社長)は8月1日、子育て世帯向けの手軽なホームセキュリティサービスとして、新たにIoT見守りサービス「MAMOLEO(マモレオ)」の提供を始めた。名部正彦社長は「昨今、共働き世帯の増加とアフターコロナのオフィス回帰などにより、ひとりで留守番する子どもの見守りが重視されている。通信事業とホームセキュリティ事業の強みを掛け合わせて、新たに見守りサービスを提供する」とサービス投入の背景と狙いを話した。
MAMOLEOは屋内カメラや人感センサーなどを用いて自宅や家族を見守りするサービスだ。いざという時は駆けつけ、自宅だけでなく外出先でのトラブルにも対応する。価格は初期費用3300円(税込み、以下同じ)で、月額利用料は2200円。利用者は屋内カメラか人感センサーのどちらかを選択する。オプションとしてGPSタグを追加すれば屋外の見守りも可能だ(月額利用料は1台につき1100円)。
30~40代の子育て世帯が主なターゲット。主力事業のFTTHサービス「eo」の販路チャネルを活用して関西エリアで提供を始め、将来的には全国に展開していく方針だ。2026年までに累計契約数6万件を目標に掲げ、eoや携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」に次ぐ事業の柱に育成する。
同社は2023年4月に関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ(関電SOS)と合併し、MAMOLEOが初の共同事業となる。
<MAMOLEOサービス概要>
出典:オプテージ『新「IoT見守りサービス」記者発表会資料』
<ニュースリリース>
https://optage.co.jp/press/2024/press_19.html
(小野寺)