ドコモ・バイクシェアとOpenStreetが業務提携へ

――シェアサイクルのポートの共同利用で

2024年07月10日

ドコモ・バイクシェア(東京都港区、武岡雅則代表取締役社長)とOpenStreet(同、工藤智彰代表取締役社長)は、両社のシェアサイクル事業で双方のポートを共同利用することで業務提携する。2025年度の実現を目指す。

 

NTTドコモ系列のドコモ・バイクシェアとソフトバンク系列のOpenStreetはこれまで地域展開や自治体公募などで競合することもあったが、限られたスペースの獲得競争ではなく協調していくことにより、結果としてシェアモビリティ事業を地域課題の解決に必要な持続可能な交通インフラとして社会に定着させることにつながると判断した。

 

ドコモ・バイクシェアのバイクシェアサービスとOpenStreet のHELLO CYCLINGはこれまでも同一の敷地を分割してそれぞれのポートを設置しているケースはあったが、今後は双方の自転車を双方のポートで利用できるようにする。また、自転車の再配置やバッテリー交換を協業することで、オペレーションの効率化と利用環境のさらなる向上を図り、シェアモビリティ事業の基盤強化を目指す。

 

ポート共同利用に関する具体的な仕様や対象エリアは現在協議中で、決定次第、別途公表する。

 

<プレスリリース>

https://www.d-bikeshare.com/news/detail/20240710

https://www.hellocycling.jp/info/news/2024/07/10/2513/

(平田)