ソニーGのSSS、エッジAIで電子看板の効果測定ソリューション

――――コンビニエンスストア500店舗に導入開始

2024年04月25日

ソニーグループのソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS、神奈川県厚木市)は4月24日、センサー内でAI(人工知能)処理するエッジデバイスを用い、店内のデジタルサイネージ(電子看板)を視聴した人数や視聴率などを把握するソリューションをコンビニエンスストア500店舗に導入開始したと発表した。

 

インテリジェントビジョンセンサー「IMX500」に搭載したAIが、検知エリアに入った人数、サイネージへの視認の有無、視認者数・時間などのデータを効率的に取得し、広告効果を測定する。プライバシーに配慮し、個人を特定する画像データは出力しない。

 

SSSは店舗内に設置したデジタルサイネージへの広告を配信する企業に対し、技術提供を進めている。今回のソリューションは広告媒体(リテールメディア)の高度な効果測定と、より効果的な広告配信が可能になる点を訴求し、他の小売り各社への導入を狙う。

出典:ソニーセミコンダクタソリューションズ

 

 

<プレスリリース>

https://www.sony-semicon.com/ja/news/2024/2024042401.html

 

(大山)