SCSK、中堅企業向けの「ダッシュボードソリューション」

――――AWSと協業し、データドリブン経営を支援

2024年02月27日

SCSKは中堅企業向けに社内データを経営に活用することを支援する「ダッシュボードソリューション」を3月1日から提供する。自社開発のERP(統合基幹業務システム)「ProActive」で収集・蓄積したデータと、アマゾンウェブサービス(AWS)のビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Amazon QuickSight」に予め用意したダッシュボードテンプレートを連携し、複雑なデータを可視化する。


SCSKは2023年10月にAWSと戦略的協業契約を締結しており、重点施策の一つとして顧客のデータドリブン経営の支援を掲げている。ダッシュボードソリューションはその具体的な取り組みとなる。ProActiveがAmazon QuickSight連携のためのデータ構成最適化まで一手に担うことにより、顧客による事前準備は不要で、最短1週間で利用可能となるなど導入にあたっての手間や時間を抑えられる。


Amazon QuickSightには、過去の導入実績から算出されたKPIがダッシュボードテンプレートに備わっているのも特徴。可視化された各指標をグラフ・チャートなどで直感的かつ迅速に把握できるため、経営判断における重要な指標として容易にデータを活用できる。


料金は初期費用が20万円~、月額利用料は1法人当たり5ユーザーまで2万1000円~、追加は1ユーザーにつき1800円。10ユーザーのパック料金は1万4000円。


中堅企業の多くは社内データを活用できておらず、データを中心とした客観的事実に基づく経営判断ができないという課題を抱えている。SCSKはダッシュボードソリューションを通じて、データに基づく迅速な経営の意思決定を支援していく。



【画像】ProActiveとAmazon QuickSight連携イメージ

 

<プレスリリース>
https://www.scsk.jp/news/2024/pdf/20240227.pdf

 

(長尾)