ホンダ、新EV「Honda 0シリーズ」を発表

――CES2024、2026年から展開

2024年01月10日

本田技研工業（以下ホンダ）は米ラスベガスで開催中のCES2024で1月9日（米国時間）、新たなEVシリーズ「Honda 0シリーズ」を発表した。コンセプトモデルである「SALOON」と「SPACE-HUB」のほか、次世代EV向けの新「Hマーク」も同時にお披露目した。

Honda 0シリーズは「Thin, Light, and Wise（薄く、軽く、賢く）」の開発アプローチを軸に、①共鳴を呼ぶ芸術的なデザイン②安全・安心のAD（自動運転）/ADAS（先進運転支援システム）③IoT・コネクテッドによる新たな空間価値④人車一体の操る喜び⑤高い電費性能ーーという価値を提供。軽量化などによりバッテリー搭載量を減らしつつ、長い航続距離を実現していくという。

三部敏宏取締役代表執行役社長は「私たちのこれからのEVは、『厚くて重い』という制約から解放し、EVの可能性を広げていく」とした上で、「ホンダが夢見るのは、人を時間の制約から解放し、あらゆる可能性を広げていくモビリティだ」と意気込みを語った。2026年から北米市場を手始めに、グローバルに展開していく予定。

SALOONとホンダの三部敏宏取締役代表執行役社長

SPACE-HUB

（朝倉）