Apple Watch Series 2登場

―――GPS機能など使い勝手をレビュー

2016年09月16日

 噂されていた、Apple Watchの後継モデルがついに登場した。“Series 2”として発売されたモデルの中から、ステンレススチールケースとホワイトスポーツバンドを入手したので、使用感をレビューする。

 
 「38mm」ケースのApple Watch本体のサイズは縦38.6 mm、横33.3 mm、厚さ11.4 mm、ケース重量41.9 g。腕に付けると重量感を感じる。Apple公式サイトでの販売価格は55,800円だ。ちなみに、42mmケースは60,800円。

文字盤ギャラリー「ミニーマウス」

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まず言語と地域の初期設定を終えると、「ペアリングを開始」と表示が出る。Apple Watchに表示される球体のように見える画像をiPhoneに読み込ませることペアリングされる。「iPhoneでApple Watchのロックを解除しますか?」というメッセージが届き、以後いくつかの項目の設定を経て同期される。この間、数分間かかった。


iPhoneと同期


 最大の特徴は初代のApple WatchにはなかったGPS機能の搭載だ。これをウォーキングに使ってみた。ワークアウトという運動の活動量を計測するアプリを起動し、ウォーキングを開始。GPS内蔵によってiPhone なしでも、歩いたルートを記録することが可能になった。念のためiPhoneに同期させた状態で同じルートを歩いてみたら、精度の点では「同期方式」のほうが勝った印象だ。


Apple Watch単独 iPhoneを所持

【AppleWatch単独(左)/ iPhoneも所持(右)】 

 Series 2では、防水機能やFeliCa機能が追加されている。FeliCaが実際に使えるようになるのは10月から。

(平澤 悠花)