常時認証技術を活用した、暮らしのパーソナライズ化を目指す

――ミサワホーム、富士通

2023年09月27日

ミサワホーム(東京都新宿区)と富士通は9月27日、暮らしのパーソナライズ化やセキュアな空間に関する実証実験の中間報告会を開いた。

 

ミサワホームのコンセプト住宅内に生体認証センサーとカメラを設置し、これらを組み合わせて富士通が開発した人と行動を常に認識する「常時認証技術」を実証する。また、同技術の活用によるパーソナライズ化された空間や、家族や訪問者を見守るセキュアな空間についても検証する。検証場所は住まいづくりの体感施設「ミサワパーク東京」(東京都杉並区)内で、検証期間は2023年6月から2024年1月まで。

 

中間報告では個人特定の精度について、「ミサワホームの社員と関係者あわせて63人が体験し、約9割が認証に成功している」と評価した。また、検証を通じて見えてきた課題として、ユニフォームなど服装が類似した人がいる時に認証精度が低下するケースを挙げ、対応を強化していくと説明した。

 

今後は暮らしの設備と連携することにより、転倒事故のリアルタイムな通知など、セキュアな空間の構築や暮らしに寄り添ったパーソナライズ化された新しい住まいの実現を目指す。また、病院や介護施設、オフィスなど公共空間への活用も検討していく。

 


右から
ミサワホーム 商品・技術開発本部 商品開発部企画 デザイン課 仁木政揮課長
富士通 富士通研究所 データ&セキュリティ研究所 Privacy-IDコアプロジェクト 山田茂史シニアプロジェクトディレクター
富士通 ソーシャルソリューション事業本部 TS)G/P&Safety事業部 出海主規シニアディレクター

 


カメラで撮影できる画像のみから高精度な人物トラッキングを実現
写真は常時認証を俯瞰(ふかん)したもの

 

●共同実験開始のプレスリリース(2023年7月25日)
ミサワホーム:https://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/2023/0725/
富士通:https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/07/25.html

 

(小野寺)