東京・新宿副都心で自動運転モビリティが7月から毎月走行

――「西新宿エリアの魅力を高める新たなモビリティ」として

2023年06月27日

 

KDDIなどで構成する一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会(東京都新宿区、伊藤滋理事長、以下環境改善委員会)は6月27日、自動運転モビリティを7月20日から毎月3日間程度運行すると発表した。

 

この西新宿自動運転プロジェクトは西新宿エリア内の回遊性向上や滞在促進を目的に、2020年から実証実験を段階的に進めてきた。今回は一般の来街者を対象に定期運行を始める。

 

環境改善委員会が主催し、大成建設、ティアフォー(名古屋市)、損害保険ジャパン、アイサンテクノロジー、KDDI、日本信号、大成ロテック(東京都新宿区)、プライムアシスタンス(東京都中野区)、三菱電機が参加する。民間企業などの資金による自動運転サービス事業の持続可能性について検証するほか、自治体・企業などの試乗や遠隔監視室などの視察を受け入れ、広く情報発信することで自動運転サービスの導入を促進するとしている。

 

乗降場所は「新宿駅西口地下ロータリー」「新宿住友ビル前」「新宿中央公園」の3カ所で、トヨタ自動車のタクシー専用車両「JPN TAXI」をベースに開発した自動運転車両(自動運転レベル2・セーフティドライバー乗車)1台が回遊する。来街者は事前に西新宿自動運転プロジェクトのLINE公式アカウントを登録し、西新宿エリアに設置された固定端末で配車を依頼して利用する。

 

プレスリリース

<https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/06/27/6797.html>

(小池)