バッテリー劣化対策のスマホ交換サービス「トリカエスマ保証」を発表

――ニューズドテック

2022年12月09日

ニューズドテック(東京都千代田区、粟津浜一代表取締役CEO)は12月9日、スマホのバッテリー劣化の課題を解決するため、スマホの端末交換サービス「トリカエスマ保証」を発表、サービス開始した。

 

月額料金を支払えば、自身のスマホとニューズドテックが所有する中古スマホを交換してくれるサービスで、基本的には自身が利用しているスマホと同機種との交換となる。プランによって交換できる外装ランク(A,B,C)があり、Aランクはほぼ新品端末のような状態、Cランクでは多少の傷はあるが少し擦れたような傷がある程度で見た目は気にならず使用感も問題ない。プランはどちらも税込でベーシックプラン:200円/月、プレミアムプラン:500円/月の2種類。

 

プレミアムプランの交換手数料は交換端末の販売価格によって3段階(端末価格20,000円以下:3,000円、同20,001円~30,000円:同6,000円、30,001円~:9,000円)の設定となっている。販売価格はニューズドテックが販売する中古スマホの金額と同様だという。

 

加入条件は以下の通り

■加入時・交換時の外装状態:破損、ひび割れ、欠け、液晶の異常等がないこと

■加入時バッテリー残量  :バッテリー残量が80%以上※プレミアムプランは残量指定なし

※加入対象外:バッテリー状態が本体設定で確認できない機種、技適マークがついていない機種、既に故障・破損・改造している端末、ネットワーク利用制限「×」の端末

 

発表会の中で粟津代表取締役CEOは、電気通信事業法の改正に伴う通信料金と端末代金の分離の影響や、円安、物価高などでスマホ価格も高騰しているが、中古スマホ市場は好調だったと語る。また今年のワールドカップはスマホでの視聴が増えた。同社の調べによると、2018年ワールドカップのスマホ・タブレットでの視聴は0%から32%に増加した。その一方でワールドカップ視聴により通常よりも充電の回数も増えたという。充電回数増、継続的なフル充電、ながら充電によってバッテリー劣化も加速したのではないかと同社は予想する。

バッテリー劣化はスマホ利用における課題ではあるが、キャリアなどの補償サービスやその他の保険サービスの内容にはバッテリー劣化は含まれていないことも多い。そこで問題を解決するためトリカエスマ保証(トリスマ)のサービスを開始したという。同社は2023年5月末までに5万人の利用者獲得、月間売上約1700万円を目指す。

左から順に、元フジテレビアナウンサーでニューズドテックの社外取締役の田中大貴氏、元プロサッカー選手の徳永悠平氏、プロサッカー選手で湘南ベルマーレに所属する阿部浩之氏、タレントでダンサーのCOCO氏、ニューズドテック代表取締役 CEOの粟津浜一氏。

 

(原健輔)