日立ソリューションズ、「面談支援AIサービス」を提供開始へ

――面談を効率化

2021年12月28日

 日立ソリューションズ(東京都品川区、山本二雄取締役社長)は12月27日、熟練面談者のノウハウを学習したAIモデルが良質な面談をサポートする「面談支援AIサービス」を、2022年1月5日よりクラウド上で提供開始すると発表した。

 コロナ禍でリモートでの1on1面談や、従業員の職務や役割を明確にして成果を評価する「ジョブ型人財マネジメント」を採用する企業が増えている。こうした環境の中では、従来以上に面談の重要性が増しており、個性や適性の定量的な評価が一層必要になっているという。

 同サービスは、スマートフォンやパソコンのブラウザ上で、AIが被面談者の面談中の受け答えの様子から顔の表情などの情報を分析し、個性や適性の定量的な結果を算出。経験の浅い面談者でも、AIモデルの定量的な予測結果を参考にしながら面談を実施することができる。熟練面談者の評価結果と異なる結果を出した場合でも、AIに結果の違いをフィードバックすることで精度を高められる。

 利用料金は月額課金型で、ひと月当たりの面談回数などに応じた個別見積となっている。

面談支援AIサービスの利用イメージ
出典)日立ソリューションズ

 

https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2021/1227.html

 

(朝倉)