国際自動車、タクシーの需要予測サービスを導入

――ソニーのAI技術を活用

2021年10月18日

国際自動車株式会社(本社:東京都港区、西川洋志代表取締役社長)は10月18日、ソニーグループが提供する需要予測サービスの実証実験を開始すると発表した。

 

同実証実験は、株主として参画するS.RIDE株式会社(本社:東京都台東区、西浦賢治代表取締役社長、エスライド)を通して、都内のkmグループタクシー60台で実施する。
需要予測サービスは、ソニーグループのAI技術を活用し、都内を走行する1万台超のタクシー車両の走行データを基に開発。タクシー内に設置されている乗務員用タブレットを通してドライバーに効率的な走行ルートの意思決定を支援する。国際自動車はコロナ禍の厳しい営業環境でも、乗客とタクシー車両を効率的にマッチングすることで実車率の向上をめざす。

 

<需要予測サービスの主な機能> 

機能

内容

需要予測

500m四方ごとの需要のヒートマップ表示や、高需要スポットのピンポイント表示

おすすめルート表示

乗客の降車後にドライバーが得意な営業エリアに向かう際などに、需要が高いスポットを経由するルートの提案

特需発生通知

電車の運休・遅延情報、大型イベント終了など、タクシー需要が急激に高まりをリアルタイムで通知

天候予測

局地的な大雨を予測

空車動体表示

S.RIDEが保有する空車タクシー情報を地図上に表示し、需要に対する供給状況をリアルタイムに提示

 

<プレスリリース>
https://www.km-group.co.jp/press/release/2021/2998/

 

(小野寺)