New Relicが中小企業向けライセンスの提供開始

――オブザーバビリティサービスの利用拡大をめざす

2021年09月21日

 New Relic株式会社(本社:東京都港区、小西真一朗代表取締役社長)は9月16日、アプリケーションやシステムの状態を可視化するパフォーマンス管理サービス「New Relic One」の中小企業向け利用プランの提供を開始した。

 同社はシステム全体を網羅的に監視し、未知のトラブルなどを検知して速やかな対応につなげることを「オブザーバビリティ」と定義し、システムパフォーマンスの監視サービスを提供している。同社サービスはシステムの可用性を維持し、ユーザー体験を改善できることから、国内ではこれまでデジタルサービスを提供する大手企業を中心に導入が進んでいた。

 今回は、中堅中小企業への浸透を目的に新規利用プランを作成。100GB/月までのデータ量であれば利用料を無料とした上で、中堅中小企業向けの価格体系を整備した。また、無料での利用トレーニングプランの提供やエンジニアコミュニティ運用なども進め、中堅中小企業のサービス利用を促す施策を展開する予定。