JTOWER とNTT西日本、鉄塔カーブアウト(売買)を実施

――通信業界全体に資するインフラシェアリングソリューションの提供に向けて

2021年07月09日

NTT西日本(本社:大阪府大阪市中央区、小林充佳代表取締役社長)が、保有通信鉄塔71基をJTOWERへ売却する基本契約の締結を発表した。2021年9月から順次、各鉄塔の既存利用事業者の契約を、NTT西日本からJTOWERに移管し、資産引き渡しを行っていくという。今回の契約における鉄塔資産の引き渡しは、2021年12月末までに完了予定で、今回売却対象となっていない鉄塔資産についても、今後複数企業への売却を検討している。

 

これからの社会基盤を担う5Gネットワークの整備においては、4G以前と比較して膨大な数の基地局が必要になることが見込まれており、NTTとJTOWERは、通信業界全体に資する効率的かつ経済的なインフラシェアリングソリューションの提供に向けて、既存インフラの活用を含めて検討を進めてきた。今回の契約締結はその取り組みの一環となる。

 

「鉄塔売買のスキームイメージ」

 

<ニュースリリース>

https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/07/08/210708a.html

(原田)