キヤノンMJ、「AI密集アラート」を提供開始

――コロナ禍の密集回避を支援する

2021年04月16日

キヤノンマーケティングジャパンは4月16日、密集回避を支援する「VisualStage AI密集アラート」を4月下旬から提供開始すると発表した。キヤノン独自のクラウド映像解析技術とネットワークカメラを活用する。

 

 同サービスでは、ネットワークカメラで撮影した対象エリアの混雑状況を、施設運営者へリアルタイムにメールで通知し密集回避を支援する。これにより誘導スタッフの配置や入場制限、施設レイアウトを変更するなど迅速に対応できる。さらに施設利用者には混雑状況をサイネージで表示することで自発的に混雑時間を避けた来場を促す。利用シーンは公共施設や店舗、オフィス、医療施設などを想定。これまでキヤノンが培ってきたディープラーニング技術により、人の頭部を検出し人数を高精度でカウントする。小規模から千人程度の大規模施設まであらゆる場面で密集した人数を検知する。
 利用するにあたり、同社が提供するクラウド型録画サービス「VisualStage Type-S」の加入が必須だ。AI密集アラートの月額料金は3980円(税別)。新型コロナ対策支援として、月額料金を最長2カ月間無償とするキャンペーンを実施する。申込期間は4月16日~6月30日。

 

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<ニュースリリース>
https://canon.jp/corporate/newsrelease/2021/2021-04/pr-nvs