KDDI、ソフトバンクがサブブランドで新料金プラン発表
――月額5000円を下回る大容量プラン
2020年10月28日
KDDIは10月28日、サブブランドのUQ mobile向けの新料金プラン「スマホプランV」を発表した。データ容量は20GB、月額3,980円で利用可能。2021年2月以降に提供を開始する。同日、ソフトバンクもY!mobile向けに新料金プラン「シンプル20」を発表。容量は同じく20GBで、国内通話10分無料など含み月額4,480円で利用できる。2020年12月下旬に提供を開始する。政府の値下げ要請を受け、KDDI,ソフトバンクはサブブランドを経由しての値下げで対応する。
KDDIのUQ mobile向け新料金プラン「スマホプランV」では、月間の通話料金が最大60分間定額になる「通話パック（60分/月）」（月額500円）と合わせても、月額4,480円で利用できる。家族割を適用すると、2回線目以降は月々500円割引となる。
【画像1】UQ mobileの料金プラン一覧
■ソフトバンクはMNP転出手数料も完全撤廃
ソフトバンクのY!mobile向け新料金プラン「シンプル20」は、10分以内の国内通話が無料で利用できる。家族割などの割引は適用されない。
【画像2】Y!mobileの新料金プラン「シンプル20」
さらに、ソフトバンクは21年春をめどにMNP転出手数料を完全に撤廃することを発表。サポート体制も強化し、これまで午前9時から午後8時までだった受付時間を24時間対応にする。
27日に総務省が発表したアクション・プランにしたがい、大手携帯電話各社は今後さらなる改革が迫られそうだ。
KDDIプレスリリース
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/10/28/4748.html
ソフトバンクプレスリリース
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201028_01/