「次世代社会構想」研究拠点を年内にオープン
――KDDI主催イベントで高橋社長発表
2020年10月13日
KDDIは10月9日、次世代のビジネス創出に向けたイベント「KDDI BUSINESS SESSION 2020 online」をオンライン方式で開催した。高橋誠社長が5Gで加速するレジリエントな未来社会をテーマにSociety5.0の実現へ向けた取り組みやパートナー企業との共創事例を紹介するとともに、応用研究開発拠点「KDDIリサーチアトリエ」を東京・虎ノ門に開設すると発表した。
●5G、6Gなどの応用研究は新拠点で
次世代社会構想「KDDI Accelerate 5.0」実現に向け、「KDDI 5G ビジネス共創アライアンス」の設立を発表した。パートナー企業との情報共有や新たなビジネスモデルを共創するプラットフォームづくりを意欲的に進めており、「KDDIリサーチアトリエ」はその取り組みの一環となる。5G並びに6Gなどの研究部門を今後は基礎研究と応用研究に二分し、基礎研究は従来通り「KDDI総合研究所」(埼玉県ふじみ野市)で、応用研究は「KDDIリサーチアトリエ」で行う方針。
開設される東京・虎ノ門には、5GやIoTビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」とDX支援を行う法人部門拠点があり、この3拠点が「虎ノ門トライアングル」として連携してテクノロジーとビジネスを統合したオープンイノベーションの場として機能していく。
2020年12月開設の研究開発拠点「KDDIリサーチアトリエ」
3拠点が連携する「虎ノ門トライアングル」
ニュースリリース:
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/10/09/4719.html