VMware日本法人 ジョン・ロバートソン氏が社長就任

――「日本のクラウド市場を攻める」

2015年03月03日

 
VMwareの日本法人、ヴイエムウェア株式会社(本社東京都港区)は3月3日、ジョン・ロバートソン副社長(47)の代表取締役社長への昇格を発表した。三木泰雄社長は代表取締役会長に就任した。いずれも3月3日付け。仮想化で日本市場に浸透してきた同社だが、ロバートソン社長は「日本のパブリック・クラウド市場は有望だ。今後はクラウド事業を強化していく」と抱負を述べた。
 
三木氏は2005年に同社社長に就任、仮想化を軸に成長を遂げた。07年入社のロバートソン氏とはこの間スクラムを組んできた仲で、三木氏は「自分の後はジョンが最適の人物」と評価する。
ロバートソン社長は「日本のクラウド市場の特徴は、パブリック・クラウドが普及している点。今後はこの市場の特徴を生かし、事業活動を展開していきたい」と語った。

カナダ出身のロバートソン氏は1990年代に日本に移住。07年ヴイエムウェア入社後12年にシンガポールを拠点に同地区の事業を統括。14年副社長に就いた。日本語に堪能。日本人の夫人との間に一女。