蕎麦の無人デリバリーサービスを実験

――高輪ゲートウェイ駅前でJR東日本系とZMP

2020年07月17日

 JR東日本系のベンチャー支援企業と自動運転・ロボット関連エンジニアリングの株式会社ZMP(本社:東京都文京区)は7月17日、山手線の高輪ゲートウェイ駅の駅前広場を会場に無人デリバリーサービスの実証実験を共同で実施すると発表した。期間は8月12日から5日間。ZMPが開発した宅配ロボットを活用し、注文から決済、デリバリーまでを完全キャッシュレスかつ一気通貫で無人で実施する。

 実験場は高輪ゲートウェイ駅前の「Takanawa Gateway Fest」にできたフード&クラフトマーケット芝生広場。ZMPが開発した宅配ロボット「DeliRoTM(デリロ)」を利用し、JR東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都港区)と共同で、広場内の蕎麦店「高輪SOBA二八」が作った出来たての蕎麦を対面接客のない無人の形式で注文客のもとへデリバリーする仕組み。

 

【DeliRoTM(デリロ)】

 デリロは物流のラストワンマイルの課題解決や日々の買い物支援など、新たなライフスタイルを創造する宅配ロボット。自律移動技術により、周囲環境を認識しながら走行経路上の障害物を検出し、停止や回避など適切な移動制御をする。親しみやすい独自デザインにより、すれちがう人にも笑顔と声でコミュニケーションする。積載量は最大50kgまで対応し、配送物や飲料など、多様な利用シーンや配送ニーズに対応する。

デリロ :https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro

 

参考URL:

http://jrestartup.co.jp/news/2020/07/3084/

https://www.zmp.co.jp/news/pressrelease_20200717-2