セイコーエプソンが車載ICを量産

――安全運転で人気上昇のヘッドアップディスプレイ向け

2020年06月09日

 セイコーエプソンは6月9日、自動車ドライバーの視線移動を軽減するヘッドアップディスプレイ向けコントローラ IC『S2D13V40』の量産を開始すると発表した。

 ヘッドアップディスプレイは運転席のフロントガラス付近に画像や各種メーターの情報を表示する映像機器。運転手の視線移動が減ることにより、安全性の向上や疲労軽減につながるため搭載車が近年増加している。
 本製品は、IC内にフロントガラスの局面の歪みを補正する機能を持ちながら、最高温度105℃での動作や車載電子部品の標準規格「AEC-Q100」に対応している。月産10万個の製造を予定。サンプル価格は1,000円(税別)。

 

 製品概要は以下のURLから確認できる。
https://www.epson.jp/prod/semicon/products/interface_auto/index.htm