JUIDA 、ドローンなどの実務マニュアル、技術論文集を作成

――実務と学術で民間活用を支援

2020年05月18日

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA、東京都文京区、理事長:鈴木真二東京大学名誉教授)は5月15日、小型無人機(ドローン)、”空飛ぶクルマ“など将来の輸送手段として期待される小型無人機の運用事業者認定および安全運用を定めた「ガイドライン・教育カリキュラム」を作成、公表した。

 小型無人機を民間で活用する場合、業務ごとに必要な運用スキル・知識が異なるため、個別業務に対応する運用基準の整備が産業界から求められていた。ガイドライン・教育カリキュラムはJUIDAのほか3団体が公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構(福島市、斎藤保理事長)から委託を受けて作成。JUIDAは、イベントでの小型無人機の使用やプラント点検に関するガイドラインを担当した。

 以下のURLから実務マニュアルなどをダウンロードできる。
https://www.fipo.or.jp/robot/news/post-1688

 JUIDAでは4月28日に、次世代移動体に関する技術論文集「Technical Journai of Advanced Mobility」を創刊。無人航空機や空飛ぶクルマに関する国内初のオンラインジャーナルとして技術論文の発表の場を提供し、学術分野の支援も推進する。
https://uas-japan.org/journal/