アプリックス、ビーコン技術でクラウドセンシングを実用化

――ウェザーニュースと協業し、スマホなどに最新気象情報を発信

2015年06月08日

 
 アプリックスIPホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、郡山龍代表取締役)は6月8日、様々なセンサーで得た情報をビーコンデータに乗せて発信できる「センサー対応お知らせビーコン」を開発したと発表した。
 
 
同技術を活用し、ウェザーニュース社との協業で気象情報のクラウドセンシングを世界で初めて実用化した。
 アプリックスの「センサー対応お知らせビーコン」は、各種センサーで得られる情報をビーコンデータに乗せてサービス利用者に発信できるもの。ウェザーニュース社との協業では、このビーコンを温度や湿度、気圧といったセンサーデータを発信できるようにした。

 対応アプリをダウンロードしている利用者が、センサーの近くを通れば、即座にセンサーが得た最新の気象情報をスマホに通知、そのデータをクラウドサーバに蓄積できる。同社によると、このようなクラウドセンシングの実用例は世界初という。

 アプリックスは今後、この技術をホームセンシングに生かし、押し入れや納戸内の防腐や防カビの警告や、乾燥による健康被害や肌荒れ防止の美容対策、花粉や PM2.5 のセンサーを使った健康維持の補助などに活用していく予定。


ウェザーニュース社用に開発された「センサー対応お知らせビーコン」


ニュースリリース
http://www.aplix-ip.com/wp-content/uploads/20150608DER45RBN7H_PR.pdf