10月15日開催のCEATEC 会議メニュー充実図る

――――「5Gサミット」で弊社所長関口がモデレーター

2019年09月24日

10月15日から4日間千葉市幕張メッセを会場に開催される国内最大規模のIT展示会「CEATEC2019」の開催概要について、主催団体のCEATEC実施協議会の鹿野清エグゼクティブプロデューサーが9月20日発表した。旧エレクトロニクスショーなどを母体に現在の名称に改めて20回目となる今年は、ロボット、AIを軸にした「つながる社会、共創する未来」をテーマに出展社750社、来場者16万人を見込んでいる。

 

会場をひとつの町に設定し、大きく3つの企画テーマごとに区割りした。ひとつは「スマートX」で、スマートファクトリー、スマートライフ、スマートモビリティなどを扱う。2つ目は「Society 5.0」。3つ目は「クリエーションパーク」で内外のスタートアップ企業が結集、コラボする場とする。

このほか、大学生などの学生と企業、経営者らが交流する「学生交流の場」を設ける予定。前回は会期中に7000人の学生が会場を訪れたことから、「今回は学生と経営者が話し合う場を作りたい」と鹿野氏(写真)は語った。

20周年記念企画として、会期中最寄駅から会場までを自動走行バスでつなぐ。「自動運転の公道での実験は初めてではないか」(鹿野氏)という。

コンファレンスの充実を図ったのも今回の特徴。医療データの活用、Society5.0、自動運転の「MaaS」連日充実した会議を開催する。16日には5Gサミットと題して、次世代通信規格の5Gをテーマに携帯電話キャリア4社が会するコンファレンスを開催、モデレーターにはMM総研所長の関口和一が務める。

 

鹿野氏