「向こう1年で16作品を公開」
――Netflix幹部が日本市場重視
2019年09月09日
映像配信サービスを提供するNetflix株式会社(本社:東京都港区)は9月6日、報道向けイベント「NETFLIX HOUSE: TOKYO 2019」を開催した。
同社の有料メンバーはグローバルで1億5,100万人(2019年7月時点)。世界190ヵ国以上、1,700種以上のデバイスに対応している。Netflix プロダクト最高責任者のグレッグ・ピーターズ氏は「日本市場への投資をさらに強化する」とし、「向こう12ヵ月で16作品を公開する予定だ」と説明した。
Netflix プロダクト最高責任者のグレッグ・ピーターズ氏
グレッグ氏のウェルカム・スピーチの後は各セッションに分かれ、最高の視聴体験の実現に向けたNetflixの技術や取組みが紹介された。登録時に好みの作品を3つ選択すると、それに応じてレコメンドしたり、作品にジャンルやテーマなどをタグ付けして嗜好にあった作品を見つけやすくしたり、工夫を施している。他には、さまざまな場所やデバイスで動画サービスが視聴される中、どんな環境下においても安定して再生できる仕組みなどの解説があった。
<Sessionテーマ>
- パーソナライゼーションとUIデザイン:好きな作品とであるUIづくり
- 動画データの軽量化でバッファリングを軽減:通信制限のかからないエンタメ体験へ
- Netflixをあらゆるデバイスで楽しむ:良い視聴体験を実現するパートナーシップの拡大と多様化
- 高い映像・音響クオリティで作品を配信:リビングにシネマ体験を届ける取り組みとは
- クリエ板のビジョンを技術力で支える:4K HDR手書きアニメが拓く新たなテクノロジーの開発