全国のドコモ通信装置の故障をAIが検知
――NTTドコモのネットワークオペレーションセンター
2019年09月03日
NTTドコモは8月30日、メディア向けにドコモのネットワークを24時間365日監視・制御している「ネットワークオペレーションセンター」の見学会を開催し、AIによる新しい監視システムを説明した。
AIを活用することでこれまでの故障監視機能では検知できなかった「サイレント故障」と呼ばれる故障を検知できるようになった。故障の監視・措置をするオペレーターはサイレント故障している通信装置の発見に苦労していたが、AIの活用により作業効率が上がり、故障の措置作業に集中できるようになった。
今後は故障の検知だけではなく、故障個所の分析、措置まで一貫したAIの活用をめざす。
モニターを監視・措置をするオペレーター