高度なインテリジェント機能とセキュリティを強化

――アクシスコミュニケーションズがネットワークカメラの新機種を発表

2019年08月09日

アクシスコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都新宿区、レイ・モーリッソン CEO)は8日、監視用高性能PTZ(Pan Tilt Zoom)ネットワークカメラ「AXIS P5655-E」を発表した。

ネットワークカメラ用に同社が独自開発した「第7世代ARTPECチップセット」を採用。カメラ自らが撮影環境を分析し、露出時間やホワイトバランスなどを最適化する。夜間でも移動する被写体を彩度の高いカラー画像として鮮明に撮影できることが特徴。また、「AXIS P5655-E」は、高感度のイメージセンサーとForensic WDR(Wide Dynamic Range)機能を搭載。明るい部分を撮影した際に生じる「白飛び」や影になっている部分のぼやけを防ぎ、明瞭な画像を撮影できる。

さらに、署名付きファームウェアとセキュアブートによりサイバーセキュリティ対策も強化。送信帯域とストレージ容量を低く抑えるためのデータ圧縮性能も向上させた。今後、実機による動作デモなどを通じた販売活動に注力する考え。

アクシスコミュニケーションズはスウェーデンに本社を置くネットワークカメラの主力企業の1社。独自のチップセットを保有することが強み。防犯用途のみならず、リテールマーケティングやスマートシティ、交通管制などにも活用可能なカメラサービスを展開している。

 


新商品の高性能PTZカメラ「AXIS P5655-E」」