この国の働き方を本気で変える「10億円軍資金キャンペーン」実施

――マネーフォワード 中小企業のクラウド乗り換え支援

2019年07月31日

 マネーフォワードは7月31日、「マネーフォワード クラウド」を新規に契約する中小企業や会計事務所に対し、総額10億円支給する「10億円軍資金キャンペーン」を8月1日から開始すると発表した。

 

左:イメージキャラクターを務める山本美月さん

右:辻 庸介 代表取締役社長 CEO

 

 

 「マネーフォワード クラウド」とは、同社がもつ4つの事業領域のうち、法人向けに提供するSaaS型サービス。会計、給与、勤怠管理など、バックオフィス業務を包括的にカバーする。

 

 

 同キャンペーンでは、「マネーフォワード クラウド」を期間中に新規で導入した企業に対して5万円(Amazonギフト券)、企業に対し導入支援を行った会計事務所・社労士事務所には1社導入につき10万円を付与する。

 

 キャンペーン実施理由は、10月1日から始まる消費税増税、軽減税率導入に対し現状未対応の企業が多く、また導入のタイミングで中小企業に対しクラウド利用を促すためだ。

 

 

 中小企業のクラウド化が進まない理由として「導入できる人材がいない」「導入効果が分からない」「コストが負担できない」があげられるが、同キャンペーンではこれら課題を緩和するため、サービスを導入した際に1社が1年間ほぼ無料で利用できる額として5万円を設定。「コスト面」の負担軽減と「導入効果」のお試しとして1年間という期間を設ける。

 また会計システムの導入支援を行う会計事務所・社労士事務所に対しては、「人材面」での負担を軽減するため、ITサービス導入人材養成、広告・マーケティング資金として10万円/社と設定した。

 

 現在同サービスは約10万社が利用しているが、入会経路として、企業が同社Webから直接入会するケースと会計事務所などを経由するケースが半々だという。今回のキャンペーンで獲得目標数値は定めていないが、1万件程度の入会を想定している。

 

 同キャンペーンについて説明した武田正信 取締役執行役員 事業推進本部長は「先日の参院選でも多くの政治家が、これから日本が迎える少子高齢化、労働人口減少の課題に対しどう対応していくか、さまざまな施策を話していた。国としてこれからの日本を変えていく、日本を元気にしていくということで、クラウド化率を高めていく目標を掲げている。我々はこれを具体的に実行していける会社として、ぜひパートナーの皆様と実現していきたいと考えている。この国の働き方を本気で変える、これからの日本を本気で元気にしていく、そういうきっかけとなるように軍資金10億円キャンペーンを実施していく。」と意欲を語った。

 

 

URL:https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20190731-mf-press-2/