MPN for Industry パートナー プログラム 開始

――日本マイクロソフト

2019年06月25日

 日本マイクロソフトは6月25日、パートナー企業と連携した新しい施策「MPN for Industry パートナープログラム」の開始を発表した。

 同プログラムは、参加パートナー企業と連携し、各業種にとって最適な方法でのデジタルトランスフォーメーション(DX)実現を目的とした日本独自の施策。現在92社が同プログラムの参加を表明、まずは金融、流通、製造、ヘルスケアの4業種でプログラムを開始する。今後は更なるパートナー拡大、業種拡大をめざす。

 

※MPN(Microsoft Partner Network):マイクロソフトの製品・サービス上で革新的なビジネスを展開する企業を対象に、ビジネス、テクノロジ、マーケティングや市場開拓などを支援するプログラム。

 

日本マイクロソフト株式会社 高橋美波 執行役員 常務 パートナー事業本部長

 

プログラムの概要は以下の通り。

①Microsoft Azure ベースの AI や IoT などを活用した、業種毎に最適化したソリューションをリファレンスアーキテクチャとして提供

②リファレンスアーキテクチャをベースとしたパートナー企業におけるサービス開発、および技術者の育成

③販売施策やマーケティング活動の共同展開

④差別化した新規ビジネス開発など、デジタル トランスフォーメーション実現に向けたお客様支援

 

 

 同社がリファレンスアーキテクチャを提供することで、パートナー企業はサービス構築期間の短縮、開発・運用・保守コストの削減が見込める。またお客様企業にとっては新事業の展開、イノベーションライフサイクルの短縮化を見込めるという。

 

 今回登壇した流通業界におけるパートナー企業の一つ、大日本印刷株式会社は、同プログラム参加の理由として、パートナー企業の業種が多彩で、かつ流通業との提携が多かった点、Azureのセキュリティ堅牢性の高さを挙げた。

 

大日本印刷株式会社 沼野 芳樹 執行役員 情報イノベーション事業部長

 

 またヘルスケア分野のパートナー企業である富士フイルム株式会社も、Azureのセキュリティ面を評価。加えて、世界中でのサービス提供を計画する富士フイルムにとって、各国で技術支援を深い所までリーチしてくれる点も評価が高かったという。

 

富士フイルム株式会社 鍋田 敏之 R&D 統括本部メディカルシステム開発センター長 

兼 メディカルシステム事業部ITソリューション部長

 

URL:https://news.microsoft.com/ja-jp/2019/06/25/190625-industry-partner-program/