NTTコムがDCを開放
――パートナー企業のイノベーション創出を支援
2019年03月13日
NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)は3月12日、東京エリアのデータセンター(DC)2拠点について、高セキュリティ、高速・大容量のネットワークに接続可能なリソースをパートナー企業に一部開放すると発表した。デジタルデータを利活用するための「データ流通プラットフォーム」提供に向けた取り組みの一環で、パートナーによるイノベーション創出を支援するプログラム「Nexcenter Lab」と名付けた。
対象のDCはこのほか利用可能なミーティング向け専用スペースをはじめ、セミナーやワークショップなどが開催できるプレゼンテーションスペースが併設されている。欧州では同様の取り組みを先行している。
発表では、同社の森林正彰副社長が開設の意義などについて説明した。プログラムの利用者は大規模DCを中心に、NTTコムやITパートナーが提供するAI、IoT、ネットワーク、クラウドなどの最新技術を活用しながら、アイディアの検証やデモンストレーションをすることができる。
さらに、世界各地のラボと回線で結ぶなど、利用者同士の連携とオープンイノベーションを促進し、アイディア創発を行う場を提供する考え。
●ニュースリリース
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2019/0312.html
発表するNTTコム副社長森林正彰氏(中央)