ゼネテック、災害時に位置情報を自動通知するサービスを開始

――東日本大震災の教訓を活かしたスマホ向けアプリ

2015年08月28日


 ソフトウェア開発のゼネテック(本社:東京都新宿区、上野憲二社長)は8月26日、自分の位置情報を自動で家族などに伝えるサービス「ココダヨ」を9月1日に提供開始すると発表した。
 
 「ココダヨ」は同社の特許技術をベースに開発されたもので、普段から家族などの大切な人がどこにいるかを確認することが可能。通常は「市区町村」レベルの情報提供となるが、災害時や緊急時は「番地」まで表示され、位置の詳細が取得できる。緊急地震速報などの警報が流れると、指定した相手に位置を自動で送る。通信規制がかかる前に居場所を伝え、安否確認できるという点が最大の特徴だ。
 まずはアンドロイド端末向けに提供し、2016年3月末までのトライアルキャンペーンとして無料提供する。続いてiOS端末にも対応する。4月以降には個人向け100~200円程度、法人向け300~500円程度で販売する構えだ。今後3年間で1,500万人以上の利用者の獲得をめざす。





●ニュースリリース
http://www.cocodayo.jp/news/press_c20150826.pdf