WEBサーバーで日本市場直接進出

――――NGINXがオフィス設立

2019年02月07日

オープンソースのWEBサーバーを提供する米NGINX(エンジンエックス、本社サンフランシスコ市)社が日本市場に進出する。同社のガス・ロバートソンCEO(写真)が2月7日、都内のホテルで記者会見して明らかにしたもので、近く日本オフィスを設立する。「カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)の充実を期待する企業にとってNGINXは大きな力になる」として、日本企業向け営業体制を強化する方針。

設立する日本オフィス「エンジンエックス・ジャパン」(仮称)は2年以内に営業スタッフなど20人体制を目指す。代表に相当する「ジャパンカントリーマネージャー」にはソニーなどに在籍した中島健氏が就任する。日本市場に根付くよう、「日本語での情報提供に力を入れる」としており、第一弾として日本語WEBページを開設予定。

NGINXは軽量で高速なオープンソースを売りとしており、世界規模で先行のApacheを追い上げているという。その一環として重要な市場である日本に直接進出し、代理店ルートとともに営業攻勢をかける。

 (詳細はM&D Report 3月号に掲載)