IoTでオートロックを解除し、不在時でも玄関先まで食材配達

――株式会社ライナフ

2018年12月18日

不動産向けIoT製品を開発する株式会社ライナフ(本社：東京都千代田区、滝沢潔代表取締役社長)は12月18日、IoT製品「NinjaEntrance（ニンジャエントランス）」を使い、オートロックマンションの不在宅でも食材配達する取り組みを開始。生活協同組合パルシステム東京(本社：東京都新宿区、野々山理恵子理事長)と提携する。

　同製品はインターネットや携帯電話から遠隔操作でオートロックの解錠を可能にするIoT製品で、マンションのエントランスに設置する。東京都中野区の賃貸マンション「エミリブ鷺ノ宮」では、パルシステムの配達スタッフを識別する専用カードキーを発行し、カードをかざすことでオートロックを解錠、玄関先などの指定場所まで荷物を届ける。エントランスの開閉履歴をリアルタイムに管理することで、マンション自体のセキュリティを強化する。

　NinjaEntranceは、マンション完成後でも後付けできるIoT製品のため、今後は新築のみならず既存のマンションの導入も進めていく方針だ。

本取り組みのイメージ

Ninja Entrance

●ニュースリリース
株式会社ライナフ　http://urx.red/OAOG