テラドローン、空飛ぶクルマ開発の有志団体と契約

――空域管制システム(UTM)を提供

2018年11月29日

 テラドローン(本社:東京都渋谷区、代表取締役 徳重 徹)は11月29日、空飛ぶクルマの開発に取り組む有志団体「CARTIVATOR(カーティベーター)」とスポンサー契約を締結したと発表した。今後、テラドローンが保有する空域管制システムを提供していく。

 カーティベーターは空飛ぶクルマの開発に取り組む個人参加の有志団体で、トヨタ自動車やNEC、パナソニックなどがスポンサーとして参加している。2012年に活動を開始し、100人を超えるメンバーで構成されている。2014年に5分の1スケールのデモ機の飛行に成功。2019年の有人飛行、2020年の五輪開会式での空飛ぶクルマによる聖火点灯をめざしている。

 テラドローンのドローン管制システム(UTM)は飛行の自動化や、障害物や飛行物体との衝突を避けるためには不可欠のインフラ。いわばドローンの管制塔だ。このUTMをカーティベーターが開発する空飛ぶクルマに提供する。

  

  • テラドローン

https://www.terra-drone.net/

  • カーティベーター

http://cartivator.com/