ソニーネットワークコミュニケーションズ、自社ブランドのホームIoTサービス開始
――Wi-Fiルーター兼AIスピーカーになる専用機器も導入
2018年10月11日
ソニーネットワークコミュニケーションズ(以下、SNC)は10月10日、ホームIoTサービス「MANOMA(マノマ)」を提供すると発表した。
他社との差別化ポイントは「新しいライフスタイル」を提案する点。遠隔で開閉ができるドアロックを活用し、鍵を渡すことなく、提携している家事代行サービスを受けることができる。また、窓の開閉センサーとセコムの駆けつけサービスを連携することで防犯につなげる。
同サービスではオリジナル端末を2つ導入した。AIホームゲートウェイと室内コミュニケーションカメラだ。AIホームゲートウェイは①IoTデバイスのハブ機能、②Amazon Alexaを搭載したAIスピーカー、③Wi-Fiホームルーターという3つの機能を持つ。AIスピーカーを利用し、音声で窓の施錠状況を確認したり、帰宅時に自動でBGMが流れるなどの設定ができる。既存の固定回線の接続か、SNCが提供するモバイル通信によって、Wi-Fiホームルーターとしても利用することができる。
室内コミュニケーションカメラは70mm×70mm×20.8mmという極小サイズを実現した。ソニーの高感度CMOSセンサーを搭載し暗闇での撮影も可能。水平画角95度の広角レンズを採用したことで、1部屋に1台あれば十分部屋中を監視できるものとなった。
価格はベーシックプランで月額4,710円。購入するデバイス数やサポートの有無が選べる。グループ会社のソニー不動産と連携して、新築マンションに備え付けた物件の販売も行う。
- リリース
https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2018/pr20181010_0022.html