LINE、5つの分散型アプリ「dApp」を発表

――ユーザーとサービス提供者の共創をめざす

2018年09月28日

LINEは9月27日、都内で「LINE Token Economy」構想に関する記者発表会を開催した。

 

 LINE Token Economy構想では独自開発したブロックチェーンネットワーク技術「LINK Chain」をつかい、サービス提供者とユーザーをフラットにした共創関係を作り上げる。同技術を基盤に「LINKエコシステム」を構築する。そこに「未来予想」「Q&A」「商品レビュー」「グルメレビュー」「スポットSNS」のdApp(※)サービスをのせる予定だ。

ユーザーはdAppや同エコシステムにのせるLINEサービスの貢献度に応じて報酬を受け取ることができる。「最近ではSNS、口コミサイトへのコメント投稿など、ユーザー自身がコンテンツを作り上げている。本来は然るべき金銭的な還元がされるべきだが、多くのユーザーが日々多様な行動をしているため公平な収益配分の仕組みを作ることは難しい。ブロックチェーン技術を使えばその課題を解決できると考えた」は出澤社長は説明した。

 

<LINE Token Economy>

 

<出澤 剛 代表取締役社長>

 

<dAppのロードマップ>

※dApp(ダップ/Decentralized Applications):ブロックチェーン技術を用いた非中央集権的、オープンソースなアプリケーション

 

●ニュースリリース

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2395